すでに覚悟を決めていた店長


前回のつづきです。 


 バイトが終わって家でくつろいでいたときのこと。
お昼のピークタイムを抜けたと思われる時間に、店長から電話がかかってきました。
自分に電話がかかってくるのは滅多にないこと。
この日はちょっとした引き継ぎ事項もあったので、「その件かな」と思い電話に出ました。
 
 
 電話に出ると、店長はまずその引き継ぎ事項のことを話し始めました。
そしてその件については「うまくこちらで調整しておきます」ということで、問題無く終わったのですが・・・。
この後、店長がこんなことを言ってきました。
「あ、kanimisoさん、実は今度から別な部署に異動することになりまして・・・」
と。
まったく予想していなかったことだけに、思わず声を上げてしまいました。
「えっ?マジですか」
 
 
 詳しく話を聞くと、「店長という立場ではなくなるが、今後も今の店では働くこともあるかも」とのこと。
ただ別な部署がメインの兼任になり、それに伴い
「社員
Aが店のトップ的な立場になるかも」
と。
でもここらへんは社長もハッキリとは決めていないらしく、とりあえず暫定的にやっていくらしいのですが・・・。
これは社員Aが天敵の自分にとっては、かなりの職場環境の改悪(笑。
以前、わずかながらこういう風になる可能性もあると考えたときもありましたが・・・。
これが実現するとなると、働く意欲が激減しました。
 
 
 で、更に驚かされたのはこの後。
なんでも店長は1年前に「退職」を申し出ていたとのこと。





この事実には唖然とすると共に、これまで店長に抱いていた怒りが消えていくのを感じました。
というのも、俺が店長に対して常に思っていたのは、
「店長の職務が全うできないなら、店長という立場を自ら辞めるべき」
だったから。
俺がもし店長の立場だった場合、いろいろあって「自分に店長は出来ない」と判断した時点で上に報告して、その職から身を引きます。
でも、これまでの店長はそれとは逆に「出来ないのにとりあえず店長を引き受けている」ように見えていて・・・。
あまりに無責任だと思っていたのです。
遊びじゃなくて仕事なんだから、最低限のことはビシッとやってくれと。
しかし実際は・・・・・・俺と同じような考えで、とっくの昔に退職を申し出ていたと聞かされたのだから驚きました。
辞めることを決断してから働き続けるのはかなりしんどいだけに、店長には同情してしまいましたね。
 
 
 しかも1年前からというと、このブログでも紹介したとおり、ワカテ君による未曾有のバイトテロや、突然の病欠による交代が発生したこともあります。
「(店長は)僕には勤まりません」と申し出た後にこんな事件が起こったわけですから・・・。
店長としては内心「マジでやってらんねぇ」だったでしょうね。
でもそんな中でも周りにはこの事実を告げず、ミスはそこそこあったものの仕事をこなしていた店長。
俺も知らなかったとはいえ、一時は風当たりを強くしてしまったことは申し訳ないと思いました。
 
 
 また俺と社員Aの関係もよくないことから、けっこうな板挟み状態だったはず。
社員Aから「kanimisoにもっと仕事をやらせろや!」的なことを振られても、店長は俺が仕事は遅くてもズルをするタイプではないことは知っていたため、そういうことは言ってきませんでした。
たぶん何とか、「いやいや、kanimisoさんもいっぱいいっぱいみたいなんで・・・」的な話をしてお茶を濁しながらうまく誤魔化していたのでしょう。
退職すると決めてからもこういうことがあったわけですから、これまた気苦労は相当なものだったでしょうね。
こういう人間関係の問題に対処するのが辛いというのも、店長を辞めたい理由の1つでしょうし。
 
 
 と、そんなわけで・・・。
深刻な人手不足の中、実は店長も退職をするという話が出ていた我が会社。
この事実を知った途端、これまで以上の恐怖を覚えました。
 
次回につづく

<スポンサーリンク>

にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

拍手[9回]