まるで毒みたいだ



 11月に入った矢先、バイト先に暗雲のようなものが立ちこめてきました。
 
 
 つい先日のバイト終わり間際。
アネさんとフジ子さんが何やら話しているので聞き耳を立ててみると、どうやらシフトのことについて。
何でもパートたちが、今月から今までの勤務時間よりも1時間早く上がるようなシフトを組まれたとのこと。
その理由は人件費の削減だそうなのですが・・・。
 
 
 問題なのが、そのことを社長たちから伝えられたのが「11月のシフトが組まれた後」という点。
アネさんは、「ほんとうに『ホウレンソウ』がない会社だよね~」と怒りをにじませていました。
Wワークをやっているフジ子さんも、「なんで事前に言ってくんないのかね~」とキレ気味。
まぁ、これは当然ですよね。
「生活がかかっている」わけですから。
シフトを減らすのであれば収入が減るわけですから、人によっては死活問題。
特にフジ子さんは週5~6働いているため、一日あたり1時間減らされただけでも、その×5。
月でこれまでの給料より2万円以上も少なくなるそうです。
これはさすがにひどいと思いました。
それならやはり事前に伝えておくのが当たり前というか。
「先に伝えておいてくれれば、こちらも手の打ちようがあるのに」とフジ子さん。
正にそのとおりで、なんともパートさんたちに同情してしまいました。
 
 
 と、そんなことがあったのですが、とりあえずパートさんたちは渋々了承し、この件は何とか解決。
ですが、自分はこの「人件費の削減」という話を聞いた瞬間、これまでにない不安を覚えました。
というのも、前職のブラック会社でもこの手のことをやられたことがあるため。
こういうことで何とか経費節減しようというのは、もうその時点でだいぶ危険な状態というか・・・。
また、これまでパートさんたちを無駄にその時間までいてもらっていたわけではありません。
仕事の流れの上で必要だったからその時間までいてもらっていたのに、そこから1時間減らす。
そしてそのパートさんたちが1時間早く上がり残ってしまった部分の作業を、今度は社員がやると聞き・・・。
連日、10~12時間労働を行っている社員の負担が更に増すことを知り、けっこうゾッとしました。
「そこまでやらなきゃいけないほど追い込まれてきたのか」と。
 

 今回、こういう状況に追い込まれた理由ですが、それは単純に売り上げが減少したからだそうです。
そしてそれが、どうやら社長の想定を遙かに上回る事態だったようで・・・。
それを聞いて改めて、「飲食店をやっていくのは本当に厳しいんだな」と思いました。
それなりの知名度もある店なのに、必要な労働力を削らざるを得ないほどの売上減少。
商売というのは甘くないものだとつくづく感じました。
 
 
 が、ここでもう一つ頭をよぎったことが。
それはこうなった原因について。
「もしかして、今年の1~2月ごろに入社したヤスオさんとワカテ君が、この売上減少の大きな理由ではないだろうか」
なんてことふと思ったのです。
ちなみにヤスオさんはアル中(解雇済み)、ワカテ君は考えられない手抜き作業を行ったという人物。
 
 
 
 というのも、今から3ヶ月前。
自分がやっている作業の一部が3分の2程度になりました。
これはお客様の数が減ったからということでそうなったのですが・・・。
よくよく考えてみると、これは問題のある2人が働き出してからだいたい半年ぐらいのこと。
そして2人とも、料理の味に関わる部分に携わっていた人間。
パートさんたちいわく、「ヤスオさんの作った食材の出来はこれまでと違っていたことがあった」や、「ワカテ君が仕事をした日の営業中、お客様から『いつもと味が違う」なんて言われたことが数回あった」なんてことを聞いたこともあります。
これらのことを踏まえると、この2人が関わった料理を毎日ではないとはいえ半年間お客様に提供した結果、お客様が減っていったような気がしてならないのです。
 
 
 むろん、この点については社長に非があります。
店で出したものに関しては「誰が作った」とかお客様には関係ありませんから。
お客様に出した以上は、その店の看板を背負った料理ということ。
だからそれがまずいものであれば、その低評価は店に付くのは当然。
なので、普段からの味のチェックが重要なのですが・・・。
社長も過労死しそうなほど働いていることもあり、残念ですがそこまでチェックが行き届いていなかったように思います。
その結果、ヤスオさんやワカテ君が行ったずさんな作業に気付かず、味が守れなかった。
そしてそれを食べたお客さんは、もう二度と来なくなる。
半年間の間にそれが積み重なり、いつの間にか1人2人とお客様がどんどん減っていき・・・・・・。
味がおかしいと思っても、直接店員に文句をつけてくるお客様はあまりおらず、ほとんどは黙って食べて帰って、二度と来ないだけ。
知らず知らずのうちにお客様が減っていくから、本当に恐ろしいものなんですよね・・・。
人手不足とはいえ変な人間を雇ってしまうと、その影響というのは後々まで響くということを知りました。

   
 
 そんなわけで、ここに来てちょっと笑っていられないような状況なってきたバイト先。
10月に2年目を迎えたときは、「バイトとしてやっていく分にはまだまだやれそうだ」なんて思っていましたが・・・。
これからはどうなるか分かりません。
まぁ仮に人員整理があるとしても、自分の時間帯だとさすがにワカテ君の方が先にクビを切られると思います(笑。
もしそういうことがあったら、ここで報告します。

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