アイツがやってきた

 
 前回のつづきです。
 
 10日(月)のバイトに出勤し、作業を始めて1時間40分ほど経ったころ、冷蔵室に野菜を取りに行き作業場に戻ってみると、そこには見たことのないマスクをした女性のような人が。
これには心底ビックリしました。
これまでごく稀に社長などが来ることはあったものの、基本は誰も来ることのない時間帯。
早朝で外は真っ暗な中での突然の来訪者。
もう死ぬほど驚きました。
「え?だれ?なんでこの時間に人が来るの?」

   
 
と、そんな感じで激しく混乱していると、その人物が口を開きました。
「あれ?きょうはkanimisoさんの日でしたっけ?」
と。
この人物の正体はワカテくんでした。
細身で髪が長くスラッとした体型ゆえ、最初見た時に女性と勘違いしてしてしまったのです。
 
 で、ワカテくんだと分かり、とりあえずはホッとしたのですが・・・。
すぐに唖然としてしまいました。
だって彼、シフト表をまったく確認していなかったということですから。
ちなみに彼はこの時点で2月に5日ほど働いており、いくらでも事務所内に貼られているシフト表の確認をすることは可能でした。
おそらく先月までは自分の希望通りのシフトをしていたらその通りになっていたので、今月もその通りになっていると思い込んでいた様子。
が、以前書いたこの記事「一言でいうとふざけんな」で書いたように、もう彼の「楽な平日狙いのシフト」を組むのが許せなくなった俺は先に奥さんに希望を出し、シフトを組んでもらいました。
で、今月は俺の希望通りになっていたのですが・・・。
このとき、あらためて彼が間違って出勤したことをみると、
「あ、やっぱコイツ何も考えてないわ」
とよく分かりました(笑。
シフトを譲らなくて大正解だったと。
 
 んで、ですよ。
ワカテくんが事務所に行き、シフトを表を確認して自分が間違っていることを気付きました。
「あ、きょうはkanimisoさんで合ってますね」
と。
そしてこのとき。
こうやって会うことも滅多にないこともあり、一応来月の上旬に退職することを伝えました。
正直、わざわざ伝えることもないとは思っていましたが、せっかくの機会だったから。
ワカテくんに、
「あ、俺、来月の頭で辞めるんで。お世話になりました」
と。
するとワカテくんも、
「あ、そうなんですか、お世話になりました」
と返してきて、この後は作業内容について少し話したりしたのですが・・・。
 
 この後、ある事に気付きました。
それは、彼は勘違いして休みの日に出勤してきたわけですが、ワカテくんがやってきたのは本来の出勤時間から40分ほど過ぎてから。(俺は本来の出勤時間の1時間前後の早出を無給でやっています(笑)
冷静に考えてみると、出勤するつもりだったはずなのに大幅な遅刻をしているわけです。

 で、以前。
ワカテくんの遅刻対策として、
「ワカテくんには出勤時に、他のスタッフへの電話連絡を義務づけた」
と奥さんから聞いていました。
となると、この時点で40分も遅刻をしているのはおかしい話。
だから聞いてみました。
「あれ?きょうは電話とかかかってこなかったの?」
と。
するとワカテくんは、
「あ、もうそれやっていないですね」
との返事。
どうやら前回の大遅刻をした後はそれをしばらくやっていたものの、その後は落ち着いたから止めたようなのですが・・・。
これを聞いた瞬間、愕然としました。
社長や奥さんの判断の甘さに。
 
 と、いうのも、過去に3時間30分の大遅刻+それを社員などに知らせず退勤→「未曾有のバイトテロが発生」。
その後も3時間の大遅刻1回という、とんでもないことをやっているのがワカテくんなわけです。
まともな神経の持ち主なら、最初にあれだけのことをやらかしてしまった時点で、「もう2度と遅刻はしない」と誓って気をつけますが、彼は再び同じ事を繰り返したわけです。
つまりこれは、彼はこれらの出来事に対しまったく心も痛めていないし、反省していないということ。
そういう人間に対し、またノーマークというか、せっかくやっていた対策を止めるって・・・。
どう考えても自殺行為ですよ。
再びとんでもないトラブルが起きる可能性があるのですから。
で、実際、またワカテくんはこの日も平然と遅刻しているわけです。
要はちょっと落ち着いたからって、絶対に信用なんてしていけない人間であることを証明しています。
 
 で、このとき遅刻した理由に関してワカテくんはこんなことを言ってきました。
「あ、さっき東京から戻ってきたところなんで・・・」と。
で、出勤時間が過ぎていることに気付き、
「社長に『ヤバイかな~」なんて思いながら来たんですけど」
と話していたのを聞き、思わずこう言いそうになりました。
「いやいや、東京に行ってたとか関係ないから。時間は守らないと」
と、マジで口に出そうになりました。
でも、言えませんでした。
社長や奥さんからこれまで注意を受けてきても、まったく反省しないワカテくん。
それを踏まえると、同じバイトという立場の上、40代のしがないおっさんである俺から注意しても、絶対に受け入れられることはないと、瞬時に気付いてしまったのです。
こういうときに後輩に対し、正しいことをビシッと言えないというのは何とも情けないことですが・・・。
まぁ、実際に言ったところで、聞き入れられることはまずないでしょう。
その場では一応、「あ、すいません」ぐらいは言うかもしれませんが・・・。
その後では、
「チッ、kanimisoみたいな奴がうっせーんだよ」
と、悪態をつかれることは間違いありません。
自分がそういう存在でしかないことを思うと、寂しさを感じますが・・・・・・。
こういう人生を歩んできたからこそ、こういうときに発言権はなく、説得力もないのも当然のこと。
悲しすぎる40代ですいません。
 
 と、まぁそんなことが会ったのですが、この後に更にある事に気付き、俺は更に恐怖することになります。
 
長くなったのでそれは次回に(14日更新します)。

<スポンサーリンク>

にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

拍手[5回]