徐々に弱っていく父

 

 7月の上旬から中旬。
父の体調が徐々に悪化してきたこともあり、このあたりの頃には蔵王に住む叔母さんや祖母に父の現在の病状を伝えました。
すると、叔母や祖母は毎日病院にお見舞いに来てくれるように。
父はこのことをずいぶんと喜んでいたそうです。

 
 
 このころの自分は・・・。
弟の退院話が消えたため、弟の付き添いをする毎日。
父の様子は母が見に行っていました。
母に会う度、父がどういう状態か話を聞くと、気難しさに磨きがかかっているものの意思疎通は出来るとのこと。
入院していて看護師さんたちのサポートを受けられることもあり、このときは、「まだ大丈夫そうだ」なんて思っていたのですが、母から「きょうはひげそりや爪切りを頼まれたので私がやった」と聞かされたときは、ちょっと衝撃を受けました。
1ヶ月ぐらいまでは1人で出来ていたことだけに、「いまはそんなに弱ってんのか・・・」と思ったのです。
また、このころの父は、携帯のメールを作成して送信することも難しかったみたいです。
母が届いたメールを読んでも誤字だらけというか。
健康なときにはなんてことの無かった作業も、ガンが進行して意識の混濁が進むとそれも出来なくなる。
ガンという病気の恐ろしさを、このころはよく痛感する日々でした。
 
 
 それから数日後。
父が徐々に弱っていく中、病室を移動することになりました。
治療の最終段階である「緩和ケア」の病棟に移ることになったのです。
母からその日は荷物運びなどで誰かの付き添いが必要とのこと。
「父は看護師さんに協力してもらうから大丈夫だ」なんてことを言っていたようですが、母は自分に付き添いを頼んできました。
そして移動日の前日、父のところに行き、「当日何時に病院にくればいいか確認してほしい」とのこと。
というのも、母が当日のことを何回か聞いても、ハッキリした回答を得られない状況だったみたいで・・・。
これを聞いても自分はちょっと「?」な感じでしたが、とりあえず移動日の前日に父の様子を見に行くことにしました。
 
 
次回につづく

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