看護師さんたちも十人十色

 

 緩和ケア病棟に移るために、病室で父と待っていたこの日。
移動10分前ぐらいから、看護師さんたちが荷物を運ぶカートや父が座る車イスを持ってきてくれて着々と準備が進んでいき10時15分、予定通りに移動を開始しました。
この移動は看護師さんが付き添ってくれてエレベータを利用したものだったので、特にわずらわしいことはなし。
あっという間に緩和ケア病棟の病室に到着しました。
 
 
 緩和ケアの病室は部屋も広く、窓も大きくてとても過ごしやすそうな環境でした。
もう治療目的ではなく、快適に過ごすことを重視した作りとでもいいますか。
付き添いの人が寝られる変形するソファーベッドもありこの点はこれから、「ほぼ毎日付き添いが必要になる」と覚悟していた自分にとってはありがたいアイテムでした。
 
 
 と、そんな快適な部屋でしたが、体調が悪い父にとってはあまり関係ないようでした。
移動したばかりで、新しいベッドは前の病室で使っていたベッドとは勝手が違う模様。
そのため、父としてはだいぶ使いづらいみたいで、「柵を立てないでほしい」や「もっと頭の角度を低く」なんて要望を看護師さんに何とか伝えるのですが・・・。
このときの看護師さんが、もう如何にも「作業をこなすタイプの人」で。
父の希望を聞く前に、どんどん自分でベッドのセットを進めてしまいます。
そんな様子をみて、このときの自分は改めてこんなことを思いました。
「看護師さんにも良・普通・悪の3つに分かれるなぁ」と。
 
 
 というのも、ここ2ヶ月。
弟が入院したこともあり、毎日よく様々な看護師さんたちと会いました。
多くの人は自分よりも年下の若い女性で、しっかりと仕事をしています。
こちらに暴言を吐いたり、露骨に不快な態度を示すような人は1人もいませんでした。
ただ、そういう方たちでも、やはり患者への接し方というのは個人個人で微妙に違うといいますか。
どういうことか具体的に説明すると・・・・・・。
「良」の看護師さんは患者の身に寄り添うタイプ。
仕事が忙しくても、しっかりと話を聞いてくれたり、患者の体調に合わせて作業してくれます。
「普痛」の看護師さんは、まぁ普通。
患者のことも少しは気遣いつつ、作業を進めていくというか。
そして「悪」の看護師さんですが・・・。
これはとにかく作業を進めることを最優先にするタイプ。
時間が来たら患者の気分や体調はお構いなしで、「仕事としてやっています」という感じが、弟の横で見ているだけの自分にも伝わるのです。
こういうのは行動を見ているだけで何となく分かりますね。
これはちょっとした発見でした。
まぁ、「悪」といっても基本的なことは守っていて、こちらに危害を加えるようなことは決してしませんし、抱えている仕事の多さゆえ、時にはそういう風になってしまうことも仕方ないことだとは思いますが。
 
 
 と、そんなことを思ったりしたこのとき。
この悪の看護師さんの他に、看護師さんが1人いました。
そしてその人が父の担当とのこと。
この後5分ほど部屋の設備の説明などを聞いているうち、ベッドのセットも終わり看護師さんたちは一旦退出。
後でまたいくつか今後のことについて確認したいことがあるということで、再び看護師さんたちが来るのを部屋で待ちました。
 
次回につづく



<スポンサーリンク>

にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

拍手[3回]