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先日、ある方のブログを読みました。
「劣等感から同業者と会うのが辛いので、しばらく会うのを止める」という記事を。
この記事を読んだとき思ったのは「人によって差があれど、行き着くとやはりこういう精神状態になるのだな」ということ。
痛いほど、その方の気持ちが分かってしまう自分がいます。
自分の場合は「友達」ですが、現在、しばらく会うのを控えようと決めています。
なぜなら、うまくいっている側の人間の言葉というのは、「普通の発言でも自慢に聞こえてしまう」ものだから。
劣等感を抱えた状態の人間にとっては、自慢のつもりはない一言もナイフのように心にグザグサと突き刺さってくるのです。
これはドン底まで落ちた人間でないと理解できない領域だと思っています。
もちろん、うまくいっている側というのは昔から努力しているし、今も毎日、死にもの狂いで頑張っていることは承知しています。
現在の成功は本人の力により手に入れたものですから・・・それは自分も認めています。
昔、苦労している姿を見ていたりすると尚更。
ただ、人間って、自分の立場や状況がトコトンまで落ちている場合は、まったく心に余裕がないので、以前は受け止められていたり、受け流すことが出来ていたりした発言でもスルー出来ずに大ダメージを受けてしまうように思います。
以前にも記事にしたことがありますが、自分の場合、「友人から家を買った話」を聞かされるようになってから徐々に耐えられなくなりました。
自分も働いていたころは素直に祝福することが出来ていたのですが、ある時期、こんなことが・・・。
高校時代にバイトしていた店長と飲み会をした際、一緒に働いていた友人Tが家を買った話をしだしました。
店長から家の件について色々と聞かれ、答える友人T。
その中で、
「いや~もうkanimisoたちとか泊まりに来ましたからw」
という発言がありました。
今思えば、自慢っぽい発言ですが(笑)、このときは少し引っかかる程度で、その場は終わり・・・。
そして翌年、友人の結婚式での二次会のときのこと。
新婦側の友人など初めて会う人もいたのですが、その中でまた家を買った話をする友人T。
そして、この発言が。
「いや~もうkanimisoたちとか泊まりに来たからw」
これを聞いた瞬間、自分の頭の中で何かが「パリーン」と音を立てて割れました(笑。
その場にいた他の人間には分からなかったでしょうが、自分にとっては以前にも聞いたこと。
「アンタ、ここでも同じ話をするって・・・」
こんな感じで、これ以降、友人Tの話が聞いていられなくなってしまったのです。
あ、この友人Tの場合は完全な自慢なので(笑)、自分が最初の方で述べた「自慢のつもりはない一言」とは異なりますね。
でも、この発言をきっかけに、それ以降は友人Tの行動や発言が、疑いの目でしか見えなくなってしまいました。
どんなことかというと、あるとき、「嫁さんに駅まで車で迎えに来てもらうけど、kanimisoも乗っていくか?」と言われたことがあったのですが、このときはそんなに乗せてもらう必要もない状態。
「何故に自分も誘うのだろう?」と少し疑問に思い断りましたが、後になって理由が分かりました。
どうやら新しい車を買ったのを自分に見せたかったようで(苦笑。
もちろん、これは自分の推測で本当は違っているのかも知れません。
しかし、このときは乗せてもらう必要がほとんどなかったので・・・。
と、まぁこんな感じで自分のような劣等感の固まりを相手にすると、何を言っても「自慢」に取られてしまう頻度がグッと上がります。
恐ろしいですね(笑。
だから、今は友人を会うのを控えようと思っているわけです。
こんな精神状態なら飲み会をしたとしても、普通の会話をしているだけで10分も持たずに酒がまずくなるでしょう(笑。
で、酒がまずくなるだけならいいですが、今の自分には受け止める心の広さがまったくないので、たぶん、とんでもない悪態をついてしまいそうなんですよねぇ・・・。
現実では負けている分だけ、ネチネチとしたイヤミをいいそうで。
実際、前に会ったときも感情が爆発しかけて、10年以上前にやられたことを引っ張り出して文句を言ったりしましたので・・・ほんと、小さい人間だと反省しております。
というわけで、つまり結論としては「劣等感に苛まれている間は人に会わなくてもいい」ということ。
こういうことを言うと「逃げちゃだめだ!」と怒られそうですが、会ってもケンカになる予感しかしないのでは避けることも必要なのかと。
当然、こういうことをやっていれば、大切な「縁」をドンドン失っていくことにもなりますが・・・
そうなったらそうなったで、己の未熟さや浅はかさを悔いながら残りの人生を生きていけばいいと思います。
全ては自分の責任として。
無職になって1~2年ぐらいは、誘われたら気乗りしなくても行くようにしていましたが、最近は無理をしません。
誘いを断るのは心が痛みますが、ま、無理をして楽しめなかったら意味がないですから。
こうやって人は孤独になっていくのかなぁ・・・・・・としみじみ思ったりもしますが、これもまた人生。
「なるようになるさ」と生きていきます。
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