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ベストは無理なのでベターを

PTAの役員決め。

朝のテレビでこの話題をとりあげていて、昨今は話し合いの場が「監禁」や「拷問」を受けているかのような雰囲気との説明がありました。

立候補する人がいないから、いつまでも暗い雰囲気で、なんとかその場から逃げたいけど押し付けることも出来ずに・・・。

自分は嫁も子供もいないので、直接こういう話を聞いたことはありませんが、好きなマンガ「おかめ日和」に幼稚園や小学校の役員決めに関する話があり、それを読んだため何となくはそういう雰囲気が分かります。

子供がいる以上はどうしたって付きあいが出てくるわけですが、家庭環境は様々で、世の中にはいろいろな考えを持つ方もいる。

子供の年齢が同じでも20代の母親がいれば30代以上の母親もいる。

当たり前のことなのですけど、そういう価値観が異なる方々の間で話し合いをすることを考えるだけで、独身の自分でも胃が痛くなります(笑。

ほんと、大変ですよねぇ・・・。

 

 

で、仮に役員になってしまった場合でも、相手によっては人間関係で揉めたりしそうですし。

「私が1番!」なんて方はいいでしょうが、気の弱い方は余計な仕事を押し付けられたりすることを考えると、嫁がいない自分でも胸が痛みます。

もし、そういう女性と結婚して子供が生まれて嫁がいじめられたら・・・・・・。

ま、結婚しないから心配する必要はないですが(笑。

でも、本当にそういう事態になったら、只々、任期が過ぎるのを待つことしか出来ないように思います。

やはり相手も「親」であるわけですから。

やりあって傷つくのは子供のためというか立場を考えると難しいところです。

 

 

とまぁ、PTA役員をやりたくない条件は山ほど揃っているから(笑)、今は決めるのに「くじ引き」や「ポイント制」を導入しているとそうです。

これを聞いた自分も、「最終的にそうせざるを得ないよな」と納得。

各家庭、それぞれの理由があり、それを酌んであげたいところだけど、そうすると楽をしたがる人も出てくるから、「平等」という意味でくじ引きやポイント制を用いるしかないのだと思います。

くじ引きは運だから誰が引いてもうらみっこなし。

ポイント制は、やっていない人に強制的にやらせるためのシステム。

ここまでしないといけないのは悲しい気もしますが、色んな人がいるから仕方のないことなのでしょうね。

 

 

「平等」という言葉を使い、各家庭の事情も無視して役員を決める。

非情なようにも感じますが、今の世の中ではそうやるしか方法がないのかも知れません。

つくづく生きづらい世の中ですね・・・。


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