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周りの人たちの優しさに気付いてほしかった



 このゴミ屋敷。
以前からテレビでこのオヤジをちょくちょく見かけていましたが、もう案の定の結末というか・・・。




 ゴミを集め始めたのは10年前
今までに市やボランティアで13回もゴミを撤去したものの、オヤジはすぐにまたゴミを集めてしまうようで元通り。
自分の隣の家がこんな家だったら怒鳴り込んでいると思うのですが、この地域に暮らす方々は優しいのか、何回も撤去に協力して耐えていたようです。
人間が出来ていますよね。
でも、今回の火事はそんな周りの人たちの気持ちを完全に裏切る結果になったわけで・・・。




 今回の火事の原因は「蚊取り線香」。
2カ月ほど前、テレビでゴミ屋敷のオヤジが蚊取り線香を使う様子を流していたのですが、部屋中に燃えるものがたくさんあり足の踏み場もない状況で蚊取り線香に火をつけていました。
テレビスタッフが「周りにこんなに燃えるものがあるのに危ないじゃないですか」と言っても、聞く耳もたず。
「大丈夫だ~寝るときは消すから」といって使うのをやめようとしません。
だから今回の火事は起きて当たり前のこと。
誰がどう考えたって燃えますし、今までに何回もボヤ騒ぎを起こしています。
アホすぎますよ・・・。




 ただ、こんな状況で今回の火事に巻き込まれて家を失った隣人の方は、ワイドショーのインタビューにこのように答えていました。
「○○さんがゴミを集めるのをもっと早くやめさせることが出来ていたら・・・、無念です」と。
俺が同じ被害にあっていたらこんなことは言えません。
オヤジをぶん殴っていると思います。
あれだけ協力をしていたのに、これ以上何をしろと・・・。




 今朝、このオヤジも今回の火事についてインタビューに答えていましたが、隣人まで巻き込んだのにどこか他人事のように答えていたのが印象的でした
謝ってはいるのですがうわべだけというか・・・、反省が見えないその姿に無関係の自分でもすさまじくイラッとしたのです。
しかも、この住人、家がなくなった後も「テントを張ってこの土地に住みたい」とか舐めたことを言っていたようで。
周りにこれだけの迷惑をかけて上記のような発言は理解に苦しみます。




 結局、今まで何十回も多くの人に手伝ってもらいゴミを撤去してもらってきたのに、まったく反省しなかったゴミ屋敷のオヤジ。
まともな精神の持ち主なら、1回でも多くの人たちに協力してもらってその様子を見たのなら、
「もうゴミを集めるのはやめよう」
となるはずですが、そうならなかったということは、このオヤジはもうどうしようもないということでしょう。
あれだけ優しい人たちに囲まれていたのに、そのありがたみが分からずに最後は家を燃やしてしまったのですから・・・・・・。




 ということで、このオヤジには厳罰を望みます。
家を失ったのは可哀想な気もしますが、今回の火事はオヤジ自らが起こしたこと。
これ以上、周りの人たちが被害をこうむらないためにも、条例か何かで二度とゴミ集めが出来ないようにしてほしいです。
他人の優しさが分からなくなってしまった人間に、優しさを与える必要はもうありませんから。

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