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天才たちの競い合いを見ていると

今日の夕方、テレビでスノーボード男子ハーフパイプに出場する「青野 令」さんの特集を偶然見ました。

優れた身体能力を持った選手で、今回のソチは2回目のオリンピックだそうです。

前回のオリンピックでは転倒し9位になり、悔しい気持ちのまま終わったので、今度こそはメダルをとって家族にさわらせてあげたいと言っていました。 

特集を組まれるほどですから、かなり期待されている選手です。

そんなわけで18時45分から始まったスノーボード男子ハーフパイプを見てみることに。

 

 

解説者が言うには、普段通りの実力をだせば予選通過は間違いないとのこと。

自分もそれを聞いて大丈夫だろうと思っていたのですが・・・。

 

 

まず一回目の滑走中、途中で転倒してミス。

まだ2回目があることは分かっていましたが、この時点でなんだか嫌な予感がしました。

こういう場合、1回目である程度の点数をとっておかないと、かなりのプレッシャーになるのは明白。

次は絶対にミスが許されませんから。

余裕がまったくないのはきついです。

 

 

しかし、青野選手の実力なら次は無難にこなして準決勝には進むのだろうと思っていたのですが、2回目の滑走が始まってすぐに転倒してしまいました。

その瞬間を見たとき、完全に赤の他人でも凍りつきました。

だってその時点で青野選手のソチオリンピックは終わりを告げたわけですから・・・。

 

 

前回のオリンピックで悔しい思いをして、そこから頑張った4年間。

血のにじむようなトレーニングをし、通っていた施設が経営難で閉鎖しても、地元の方々が協力により練習設備が作られたりと色々なことがあって辿りついたのに・・・。

今回のオリンピック賭ける思いはかなりのものがあったと思いますが、現実は力を発揮できないまま終了。

こういう場面をみる度、世界の厳しさを感じます。

 

 

ちなみに同じ組に出ていた15歳の平野歩夢選手は最初の滑走でブッチギリの成績をおさめ1位で突破。

今日まで平野選手がこれほど凄いとは知りませんでした。

他の選手が78点ぐらいなのに、平野選手は92点台なんですもの。

出来る人は出来てしまうものなのですね・・・。

こういうのを見ると出来ない人間である自分は切なくもなったりします。

今までの人生と重ねて。

 

 

オリンピックに出場するだけでも常人には不可能な偉業。

更にその中で競いあう天才たちの姿を見ていると残酷なコントラストがくっきり見てとれます。

努力しても報われないこともあるとつくづく思い知りました。


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