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失くしてしまえば、もう戻ることはない

 

繰り返された同級生殺人に衝撃 動揺する地元や教育関係者ら 


最初にこのニュースを聞いたとき、「あれ、長崎って昔も同じような事件があった気が……」と思いましたが、どうやらそのとおりだったようです。

ちょっと信じられないような話ですが。

 

 

今までのニュースを聞く限り二人は友達とのこと。

ですが、それなら一層、「なんで?」と思います。

ま、自分も友人たちとの付き合いでちょいちょいムカつくことはありますけど(笑)、それはお互い様で、俺も度々ムカつかれていると思います。

しかし、「本気で殺したい」と思ったことは一度もありませんし、友人たちもないでしょう。

だからこそ友達でいられるわけで。

というか、もしそんな想いに駆られたとしても、普通なら「縁を切る」という感じになると思います。

よほどひどい事をされたのなら危害を加えたくもなるのかも知れませんけどねぇ。

 

 

それにしても今回の事件は凶悪です。

後頭部を何回も殴って首を絞めて殺した上に首と手首を切断。

なぜ切断までする必要があったのか………。

それ以外のも体中に多数の深い傷があるとのこと。

こんなこと、よほどの憎しみがなければ出来ないことのはず。

16歳の子がこんな凶行に至る理由が、自分にはまったく分かりません。

まるで別世界の出来事のようにすら感じます。

 

 

自分も30代後半になり最近たびたび思うのは、ここまで生きてこられたのは「真性のき〇がい」に会うことがなかったからということです。

つまり、自分は「人を殺してはいけない」ということを理解していますが、他の人間全てがそれを理解しているとは限らないと思っていて。

だから、もしそういう思考の人間と出会っていたなら、なにかのはずみで殺されていたかも知れません。

そう考えると今も生きていられるのは、まともな友人たちのおかげかなと思います。

なので、今後は友人たちに少し優しく出来そうです。

 

 

しかし、つくづく理解できないというか、一般人には分からない事件だと思います。

ほんと、純然たる殺意というか。

普段から仲が悪いのならまだしも、仲が良い友人を殺めてしまうというのは……。

何にせよ、今回のような事件が二度と起きないことを切に願います。
命は尊いものですから。


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