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「毎月、どれぐらいもらっていたの?」
2年ほど前、友人と飲んでいたときに年収を聞かれ、一瞬、とまどう気持ちもありましたが正直に答えました、
「働いていた当時は年収200万円ぐらいだったよ」
その友人は他の友人にもそういうことを聞くタイプなので、自分だけに対して悪意があるわけではないとは分かっています。
でも、その日以降、自分の中で「親しい間柄とはいえ年収を聞くのってどうなんだろう?」という疑問が湧きおこるようになりました。
まず、自分の場合で考えると、聞いてきた友人の年収が推定で年収600万円ほど(色々な情報からの推測で直接、本人に聞いたわけではない)。
自分の3倍の年収なわけです。
その多くもらっている側から「年収いくら?」
これはかなりキツイ質問のような気もするのですよね。
繰り返しになりますが、友人に悪意はないと思います。
年収を聞いたところで見下すつもりもないのでしょうが、200万円と600万円という圧倒的な差を知ってしまうと、どうしたってお互いに「格差」のようなものは感じてしまうと思うのですよね。
なんというか、隠しきれない現実を。
ちなみにヤフーの知恵袋などで「他人に年収を聞く」ことの是非について見てみたところ、「良い」と「悪い」が半々でした。
「それぐらい別にいいんじゃね?」という意見もあれば、「年収を聞くなんてありえない!」との意見もあり・・・・・・。
働いている地域や職種、仕事が出来るか出来ないかで大きく差が出ますが、年収は社会人として一つのバロメーターであることは事実です。
で、その友人の中でも基準の一つとして聞いてくるのでしょうが、いまのところ自分の中では「そこら辺は何となく察してもらえんかな・・・」といった想いが強いです。
要はそういうことを聞くのは野暮ってもんじゃないかと。
お互い、納得の上で確認しあうのなら構わないと思います。
相手の年収を聞いて、「俺も頑張ろう!」と思う人もいるだろうし。
しかし、そうじゃない場合、多くもらっている方は良いかもしれないけど、少ない方はどうしても何らかの負い目というか敗北感を味わうような気がするのですよね。
むろん、年収が全てではなく、仕事に誇りをもってやっているかが生きていく上で重要なのは承知していますが。
そんな友人に昨年あったとき、「あとどれぐらい無職生活をおくれるのか?」という話になり、自分は「3年ぐらい」と答えました。
すると友人は、
「貯金、どれぐらいあるの?」
とストレートに聞いてきたので、失笑まじりにこう答えました。
「以前に教えた年収から推測してくれよ・・・」
年収を聞く、聞かないについて、どっちがいいとの答えは無いかもしれませんが、個人的には嫌がる人もいるのなら聞かない方が無難なような気はします。
結局、年収って大きな個人データなわけで・・・聞いてしまえば、どの程度の生活レベルなのかは想像できてしまう部分がありますから。
ちなみに昨年のボクの年収は8,000円。
どんな生活をおくっているのかは皆さんのご想像にお任せします(笑。
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