}); }); 忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

心のアルバムに閉まっておけば・・・

 
 
このニュースを見て数年前のことだったと思いますが、ある10代の若者たちの同級生が亡くなり、葬式かお通夜か何かでその棺桶に入っている亡骸と一緒に写真を撮り、それをツイッターにUPして炎上した事件を思い出しました。
このときは自分も興味本位で思わずその写真を検索して見てしまったのですが、「死んでいる」と分かった上で見るその写真はかなりシュールで不覚にも笑ってしまいました。
なんというか、コントのようなというか・・・。
「見送ってあげよう」という気持ちだったのでしょうが、数人の笑顔の中にマジで亡くなっている人がいるという冗談みたいな写真はかなりのインパクトがあったのです。
でも、冷静に考えるとかなりゾッともしましたね。
本当に死んでしまっているわけですから・・・。
 
 
ま、この若者たちに悪気はまったくなかったとは思っています。
そして、携帯やスマホなどでいつでもどこでも気軽に取れるから軽い気持ちで撮ってしまったのでしょう。
だからそれをツイッターに気軽にあげてしまったと推測しますが・・・・・・。
 
 
と、そんなニュースを思い出した上で今回の橋本さんの一件を見ると、端的にいえば「画像のUPはしないほうが良かった」ということでしょうか。
まあ、考え方は人それぞれで橋本さんの「来られない人や連絡が取れない人のために・・・」ということで写真を撮り、画像をUPしたのは分からなくもありません。
とはいえ、自分の立場を考えればそれをFacebookにあげればどうなるかは、それとなく予想できそうなもので。
これが単なる一般人なら騒ぎにもならないかもしれませんけど、橋本さんがそれをやったら様々な批判も来ることは覚悟しておくべきだったかと。
 
 
だからもし写真を撮るというのであれば、あくまでも身内限定にするというか・・・。
画像を撮って後で身内と会った際、希望者にだけ見せる形にすればよかったのではないでしょうか。
Facebookには「母が亡くなりました」とだけ書いても伝わりますし。
やはり画像は余計な気がします。
とはいえ、母親が亡くなった後のショックで、そういうことも冷静に考えられなかったのかもしれませんけど・・・。
 

と、このニュースでこういう「死に顔」を撮ることについて、ネットで検索してみましたが、自分が考えていたよりも「家族ならば撮るのはあり」という意見が多くて驚きました。
それをネットにUPするとなれば、また話は変わってきますが生前の関係性や考え方次第で家族ならばいいといった意見が多くて・・・
 
 
でも、自分としてはやはり「なし」だと思います。
というのも「死に顔」を見られるのは、最後に立ち会うか葬式やお通夜だけでいいと思うから。
要はその場に行った人だけが見られるものでいいと思うのです。
自分が亡くなった場合のことを考えても、本人に悪気はなくても死に顔を写真に撮られたりなんてしたら・・・。
更にそれをネットにUPでもされたら、俺はそいつをあの世から呪い殺します。
ま、俺の葬式に来て写真を撮る人なんていないですけどね(笑。
 
 
だからそういうのに間に合わなかった人は、後は生前の元気なころの写真を見て亡くなった方を想えばそれで十分だと思います。
いろいろな事情があって最後の瞬間や葬式に来られない方はどうしてもいますし。
で、別にその死に顔を見ないからといってダメだとも思いませんから。
 
 
というわけで、結論としては「亡骸の写真をネットにあげるのはダメ」ということでしょうか。
撮るのはいいですが、不特定多数が見られる場所にUPするのはトラブルの元。
そもそも画像を残すことよりも、それぞれの記憶の中にしっかり残してあげれば、亡くなられた方にとっても幸せかと思います。

にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

拍手[5回]

PR