最近、色々なニュースを聞いて思う事があります。

それは

「結局、『清く正しく生きていく』のが一番なのだな」と。

たとえば少し前に発覚した大阪桐蔭中学・高校の５億円超に上る裏金問題。

多くの学生から余分に搾取して裏金を作り、さまざまなことに使っていたわけです。

数年前から前校長は毎月５０万円、何もしない前校長の娘でも３０万円をもらっていたそうで・・・。

ほんと、お金ってあるところにはあるものですね（笑。

で、この前校長。

こんな裕福な生活をし、有名な学校の校長を勤めていた実績を踏まえれば、人生における「成功者」だったわけです。

特に同年代から見たら「あいつはすげえな」と思われていたのではないでしょうか。

でも、ふたを開けてみれば不正をしていた単なるクソ野郎。

これまではたくさんのおいしい思いをしていたのでしょうが、ズルをしていたことがバレてしまった今、積み上げたものは全て崩れ名誉も何もかも失ってしまったわけです。

レースで例えるなら、つい最近までずっとブッチギリで１位だったのに、残りわずかなところで故障して最下位になったようなもの。

しかも、もう走ることは不可能に近いという・・・。

現在７０代では、この後何をしようとも汚名返上は厳しいと思います。

つまり、不正して何かを得ても、その分だけ後で失うようになっているのでしょうね。

前校長はここまでの人生は笑いがとまらないウハウハな人生だったのでしょうが・・・今後は「裏金を作っていた人間」として見られながら生きていかなければなりません。

こんなのだったら少し貧乏でも不正などをせずに生きていった方が、よほど幸せな人生だと自分は思うのです。

一時、周りがうらやむほどの生活をしていたとしても、それが正しいことでなかったらあとで必ずしっぺ返しを食らうもの。

今回の件に限らず元日本代表監督のアギーレさんの八百長問題なんかを見ても、そういう因果からは逃れられないものだと思い知らされます。

人間、裕福にならなくても清く正しく生きていくのが人生において最良の道ですね。

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