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親次第な部分もあると思う


この前のこと。
社長の娘さん(小学生)が店に来ました。

社長の奥さんが食材を運ぶ際に着いてきて、トイレを借りるために店に入ってきた様子。
自分ははじめて見かけましたが、挨拶もハキハキ出来るしっかりした子でした。
そしてこれまた身なりが整っているのですよね。
親の愛情たっぷりに育てられた良いところのお嬢さんという感じ。
さすが「社長の娘」です(笑。
と、そんな娘さんを見ていたらふと頭をよぎったことが。
それは「子どもが成長する上での家庭環境の大切さ」。
20代~30代のころは特に考えもしなかったことですが、ここ最近はなんか妙に
「どんな親に育てられるかって重要だよな・・・」
と考えることがあります。

例えばここ数年、よく「親が子供に虐待をしている」ケースなんかを聞きますが、そうすると自分は「そういう環境で育った子供たちのこの先の未来というのはかなり厳しいだろうな」なんて度々思ってしまうのです。
だって自分1人では何も出来ない(他の選択肢がない)状況の中、親から暴力を振るわれる、ごはんも食べさせてもらえない、必要なしつけもされないという生活を幼少期に送っていたら、そりゃまともな環境で育てられた子とは圧倒的な差がついてしまっているわけで・・・。
だから自分が見た社長の娘さんのような子どもと、小さいころから親から虐待を受けてきた子どもがいた場合、両者が今後どういう人生を歩むのかはすでにこの時点で決まっているような気がしてならないのです、ここ最近は特に。
自分の能力だけでどうのこうの出来る問題ではないよなと。

ま、こんなことを考えるようになったのも、自分が身も心も完全におっさんになってきたからなのでしょうかね。
若いころは「環境なんて関係なく自分に能力があれば人生を切り開ける」という考えだったような気がしますが、今はいろいろな現実を思い知りました。
そのため、「親の経済力などで子どもの選択肢が変わる」ということがやたらと目につくのかもしれません
むろん、それだけで子どもの将来が全て決まるわけではないのでしょうが・・・。
お金があっても間違った方向に進む子どももいますし。
でもやはり軽視できないことのような気がしますね。

だから子どもを産むというのは、それに伴い大きな責任がついてくるということ改めて思います。
そのためせっかく子どもを授かったのであれば、精いっぱい面倒をみてあげてほしいですね。
ほんと、自分の子どもにとんでもない暴力をふるっているなんてニュースを聞くと、無関係の独身のおっさんでも悲しくなりますからね。

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