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不安なく働けることは幸せなこと



今週初めのこと。
Mさんから「法事の予定があり、申し訳ないが自分の代わりに出勤してくれないか?」という電話が。


その日、自分は休みだったので出勤することは問題がありませんでした。
ただ、自分が前の部署でMさんと一緒に働いていたのは2カ月前のこと。
今の部署に慣れきって、もうすっかり前の部署の道具や食材の置いてある場所を忘れており・・・。
そのため「1人での作業には不安があるのですが・・・」と伝えると、Mさんは「大丈夫だぁ、何とかなるべ」と取り合ってくれません(笑。
最終的にはそのまま自分が出勤することになりました。
むろん、完全に1人では何かの作業をやり忘れると思ったので、とりあえず社長に事情を説明して当日フォローしてもらうことに。
更に以前の部署についてメモしたことを読み返しておきました。
これでそれなりには対応できるつもりだったのですが・・・。


Mさんの代わりに出勤する当日。
職場に入ると・・・これが恐ろしいほど何もかも忘れていることが分かり呆然。
1人で30分以上「あれ?このスイッチは・・・」  「あの食材はどこだったっけ?」とあちこちをウロウロ。
「2カ月もその現場から離れていると、こんなに忘れるものなんだ・・・」と思いつつ、ちょっと久々にパニックになりながら作業をしました。




ま、最終的には何とかなりました。
必殺早めのサービス出勤で。
40分以上早出をしていれば、こういうことが起きても対応出来るもの。
それと、これまでの経験を積んだことにより、以前よりも作業に対する理解度も増しており・・・。
2カ月前にこの部署で働いていたときの記憶だと、もっと複雑なことをやっているつもりでしたが、実際は超簡単な作業でした。
だからMさんが言っていたとおり何とかなりました(笑。


作業の終盤では社長が来てフォローもしてくれ、ミスもなく仕事が終了。
「ああ、とりあえずは良かった」と胸をなで下ろしましたが・・・しんどかったのは久しぶりに会う前の部署の方々でしょうか。。
数回しか会ったことがなく、特に会話もしてこなかったからほとんどの方の名前を覚えていない状態。
コミュ障はこういうときが最高に辛いですね。
自分から気軽に話しかけられないから・・・。
退勤する少し前、引継ぎの方々と一緒に作業しているときは気分が悪くなりました。
相手の名前もよくわからない、更に慣れない職場でどう動いていいか分からないとなると。
最終的には気力を振り絞って何とか誤魔化し誤魔化しやりきりました。


と、こんな経験をした後、今の部署で働くと最高に幸せを感じます。
2カ月働いて道具や食材の置いてある場所は完璧に覚えている上、引継ぎの人たちの名前も分かり不安はありません。
今回、キツイ経験をした結果、これまで見落としていた当たり前の幸せを再確認出来ました。
仕事に慣れてきてまた増長しかけていましたが、不安がなく働ける今の部署に感謝し謙虚に働いていこうと思います。

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