調理補助のバイトをするようになって気付いたことはいくつもありますが、きょうはそのうちの1つを。
作業の1つである。俺の時間帯に作るとある料理。
前日に社員たちがその料理用に、ボトルに入れた各種調味料を合わせた液体、それと袋に規定量の砂糖を所定の場所に置いていきます。
そしてそれを俺は朝になったら使って調理を行うわけですが・・・。
たまにこんなことがあります。
それは「液体しか用意されていない」という状態。
こんなとき、皆さんならどうするでしょうか?
まぁいくら探してもなければ、「砂糖を用意するのを忘れたんだな」と考える方がほとんどだと思います。
だから後は砂糖を自分で用意して料理を作ればいいだけのことで、こういう行動を取るのが一般的かと。
しかし、実はこれだけでは不十分。
まぁこれは調理補助のバイトというか、ホウレンソウ(報・連・相)が圧倒的に不足している今の職場だから起きることなのですが・・・。
正解は砂糖を用意する前に、
「ボトルの液体の中に砂糖が入れられていないかを確認する」
こと(笑。
普通はそういう状態にしたなら、メモ書きの1枚も貼っておくものだと思います。
「砂糖も入っています」とか。
が、現職場の場合は、「見た目でわかんだろ」と楽観視してメモを貼らなかったり、そのメモを貼るのを忘れたりする人がいるため、そこまで念入りに確認しておかなければならないのが常。
以前はこれで痛い目を見ました。
「あ、忘れたんだな」と思って自分で砂糖を用意。
そして料理を作る時間になり、鍋に砂糖を入れて液体を入れようとすると・・・ボトルの底に少し溶けかけた状態で固まった砂糖を発見。
こうなると通常のレシピとは異なるから、液体や砂糖を処分しなければなりません。。
そしてまた一から自分で液体と砂糖を用意しなければならないという・・・。
もう二度手間もいいところで、こういうときに味わう精神的疲労は凄まじいものがあります。
とそんなわけで、こういうときはすでに中に入れられていないかしっかり確認するクセが、今のバイトを始めてから付きました。
以前はこんなことを考えたこともなかったですが、まぁ報・連・相が出来ていない会社ではこういうことがよくあり、その結果、簡単な作業にも余計な手間がかかり時間を取られ、どんどん追い込まれていくということを学びました。
こういうことがある度、人手不足で苦しんでいる今の会社だけに、
「こういう部分をしっかりやれば、それだけでみんな楽になるのにな~」
とよく思ったりしますが、すっかりそういうノリが定着してしまった今となっては、そこが改善されることはおそらくないため、残り僅かな期間もチェックを怠ることは出来なさそうです。
今回取り上げた調味料以外にも、道具を固定された場所にしまう決まりなどがないため、異なる人間が入れ替わり立ち替わり働いた場合などは、後でその道具を探すのにも時間が取られることが珍しくない今の職場。
つくづく会社における報・連・相の重要性や、決まりをしっかり作りそれを守ることの大切さが身に染みます。
[5回]
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