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「おごれる者は久しからず」はこの世の常

大韓航空副社長に航空機から降ろされた事務長は・・・12時間待ちぼうけ後、帰国 



増長している人間というのは「自分が増長している自覚」がないから、その結果とんでもないことをやらかすわけで。

この副社長は、滑走路を移動中の航空機を搭乗ゲートに戻し機内サービスの責任者を下ろす指示をしたそうですが、当人のなかでは「問題の無い行為」だったのでしょうね。

ま、実際は副社長にそんな権限はないので、完全に勘違いしているわけですが。

でも、子どものころから甘やかされてきたというか、財閥令嬢ともなれば、そういう「思い上がり」も一般人には想像もつかないような次元にあるように思います。

「私はこの世で何をやっても許されるのよ!」って感じではないでしょうか。

 

 

で、この件が発覚した後「辞任」すると聞きましたが、その辞任の内容は担当の役職から退くだけで、副社長は辞めないと。

それを聞いたとき自分ですら「なんだそりゃ?」と思いました。

だって「形だけ責任取りました感」がありありですよね。

案の定、それが更に韓国国民の怒りを買ったようで辞表を出す事態に至ったと(笑。

 

 

ま、この副社長、いまでも「アタシは悪くない」と思っているでしょう。

「悪いのはきちんとしたサービスを提供しなかったあいつらだ!」

「あいつらのせいで私がこんな目に・・・」

怖いですねぇ。

 

 

結局、権力を手に入れてもそれを振り回すようでは駄目なわけで。

人の上に立つ人間ほど、常に冷静に物事を見なければいけないなぁと、このニュースをみてしみじみ思いました。

偉くなったとしても謙虚な姿勢でいることは非情に難しいですが、そういう気持ちを忘れたら人はダメになるということなのでしょうね。


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