きょうの午前五時ごろ。
目が冷めかけて横になりながらウトウトしていた際、消音状態にしてつけっぱなしにしていたテレビに、
「訃報 さくらももこさん」
というのが出たのを見た瞬間、思わず「えっ?」と大きな声が漏れました。
驚きながら急いでネットニュースを確認すると・・・。
ついこの前、さくらももこさんが西城秀樹さんがなくなったときに追悼のコメントを寄せていたのを見ていたこともあり、なんだか信じられない気持ちです。
まさかご自身も闘病中だったなんて夢にも思わないというか。
それと去年は、「郡上八幡という町のキャラ『GJ8マン』を勝手に作った」というニュースを見ました。
依頼されていないのに勝手に作るぐらいだから(笑、今でもバリバリに創作活動に励んでいるイメージがあったのです。
でも実際は・・・。
自分が「ちびまる子ちゃん」をはじめて読んだのは、忘れもしない小学校6年生のとき。
同級生の家に遊びにいったとき、同級生の妹が読んでいた雑誌「りぼん」があり、それを何気なしにパラパラっとめくったときに「ちびまる子ちゃん」に目がとまりました。
で、これが猛烈に面白かったのです。
たしか「クリスマスにまつわる回」だったことまで覚えています。
いま考えても、初見の小学生男子すら笑わせる少女マンガというのは凄いとしかいえません(笑。
そしてそれから1年・・・。
アニメ化もされ国民的大ヒットとなったちびまる子ちゃんブームを見て、自分としては、「あのはじめて読んだときに感じた面白さは間違っていなかった」と確信出来たような気になり嬉しかったことを覚えています。
その後は単行本を買い続けましたし、映画原作の大型本まで買ったりしました。
中学生時代でお金が無かった時代に買っていたことを考えると、自分にとってはかなり優先順位が高いマンガだったのだと思います。
そして、それから20年以上経ったここ数年。
ある日、大量のマンガ本を処分しようと片付けをはじめると、その中からちびまる子ちゃんが。
で、超ひさしぶりに読んでみると・・・若い頃には気付かなかった作品の質の高さに驚かされました。
流麗なセリフ回しやコマ割りのセンスというか。
このころは自分でブログを書くようになって数年経っていたこともあり、感覚的にですが昔よりもさくらももこさんの凄みのようなものが少しは分かるようになったのだと思います。
また以前買ったさくらももこさんのエッセイなんですが・・・。
いま読んでも面白い珠玉のエッセイで、つくづく自分の文才の無さを思い知らされます。
同じ文章を書くにしても、こうまで違うのか・・・というか、圧倒的な差といいますか。
あとさくらももこさんと言えば、忘れられないのは「コジコジ」。
これは20歳ぐらいのころにアニメで知りましたが、かなりのインパクトがありました。
詳しくはこちらのリンク先で。
「コジコジはコジコジだよ。」(*上記リンク先から引用)
というのは、本当に名言。
辛いときにこの言葉を思い出しては励まされています(笑。
と、まぁ、自分の人生に多大な影響を与えてくれたさくらももこさん。
早すぎる死はあまりにも残念ですが、ご冥福を心からお祈り申し上げます。
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