この前も記事にしましたが新たなニュースが発表される度に驚いています。
次々と信じられないような話が出てきますが、これってマジなのですかねぇ・・・。
この担当者は15年くらい現場で働いていたそうですから、その間に関わっていた建物というのは相当な数になるはず。
そして他でも同じようなことをしていたら、その損失は莫大なものになりますよね。
基礎工事からやり直して立て替えてその間の住民の住まいも用意して・・・・・・。
今回の一件だけでも何十億という費用が必要になるのでしょうから、それに他の物件が加わると会社が吹っ飛ぶのではないでしょうか。
他人毎ながら「この社員は今後どうやって弁償するのだろう」と心配になります。
ま、もう既に一個人で払える金額じゃないのでどうしようもないのでしょうけど。
というか、もしこの話が本当だとしたら、担当者こんな適当な仕事をしていることに不安を感じなかったのか気になります。
だってこんな感じで不正が発覚したらシャレにならない事態になることは分かるでしょうし、万が一バレなくても自分が建築に関わった建物が地震などで倒壊することを考えたら、夜も眠れなくなると思うのです。
俺にこういう仕事は務まりませんけど、もし担当者だったらさすがにここまで雑な仕事はしません。
「自分には無理です」とケツを割って逃げるにしても(笑)、後々問題にならないようにはします。
そういう点を踏まえると、この担当者は図太いというかおかしいというか・・・。
いま色々と言われている話が本当だったら、どんな思いで仕事をしていたのでしょうかね。
で、「社内のチェック体制や外部の検査体制などはどうなっていたか?」みたいなことも言われていますが、やはりこういうのは基本的に「悪いことをしない」という前提の上でやっているから見破るのは難しいのでしょう。
普通の人なら上に書いたように人の命が関わっていることだから、こんないい加減なことはしないはずですし。
それなのに杭はきちんと打ってないわ、コンクリートの量もごまかしているというのは・・・。
旭化成建材の社長が「悪意があって・・・」なんていうもの分かる気がします。
まともな神経じゃこんなことは出来ません。
これから今まで建てた建物に対して検査が始まるのでしょうが、どんな結末になるか。
非常に気になるところです。
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