２日前、「しくじり先生」の特別回を見ました。

たまたまテレビをつけたら、オリラジの中田さんが教師の特別授業をやるとのことだったので録画したのです。

でも、これが期待外れでした・・・。

特別授業ということで、今回はサッカー界のレジェンド「マラドーナ」を題材にし、中田さんがいろいろとしくじったポイントを語るのですが、すぐにこんな違和感が。

「いくら中田さんがマラドーナに起きた出来事を調べてしゃべったところで、本人じゃないんだよな・・・」

と。

自分が思うしくじり先生の面白さは、本人にしか分からない当時の心境や苦悩を赤裸々に語るところにあると思います。

他人からは絶対に分かりようのない辛さとかを本人がぶっちゃけて話すから、観ている方の耳にも入ってきます。

中田さんが以前やった授業が面白かったのも、吉本興業からゴリ押しされ人気絶頂になった後に干されて地獄を経験したことや、１０本あったレギュラー番組が全て終わった（笑）というのを、身を持って体験している上での話だからもの凄い説得力と共感できる部分があるわけです。

これを同時期に活動していた芸人仲間が話したとしても、絶対に中田さんの面白さには敵いません。

つまり、今回のように世界の偉人のことを調べて語ったところで、その話には『魂』がないのです。

あくまでも他人から見たマラドーナの行動でしかないから・・・。

そもそも世界的なスターが感じたプレッシャーは一般人には想像の及ばないレベルでしょうし、マラドーナ本人はしくじったとは思っていない気がします。

いまでも整形したり、スタッフをビンタしたりしている姿を見ると（笑。

というわけで予想に反して非常につまらなかった特別授業。

来週の３時間スペシャルでは、中田さんが発明王の「エジソン」のことについて授業をするようですが、それは見なくていいなと思いました。

だって偉人のしくじりを知りたいなら、いくらでもネットでも調べることが出来る時代ですし。

自分としてはそういうのを見るより、認知度がゼロでも実際にしくじっている人の話を聞いていたほうが面白いです。

その話には間違いなく真実味があり勉強にもなりますからね。

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