けさのワイドショーでこのニュースを知りましたが・・・。
いまだにこんなことをやっている店があり、それを拒否出来ない店員さんがいることに驚きです。
恵方巻きが世の中で売り出され始めたのは、自分が高校時代のころ。
前にも書きましたが、コンビニに置かれているチラシを見ながら本部直営の雇われ店長なんかに
「なんすか、この方角を向いて食べろってw、誰も買いませんよ、ウヒャヒャwww」
なんて言っていただけに、コンビニ各チェーンでも恵方巻きが発売されていることをみると、継続の力というのは侮れないとしみじみ実感しております。
自分が働いていた当時、恵方巻きの買い取りノルマはありませんでした。
そもそも店で売られる本数も5本以下だったと記憶しています。
世の中に浸透していないから誰も予約しませんし・・・。
コンビニで唯一頼まれた自爆営業は「母の日ギフト」くらいでした。
といっても、強制ではなくあくまでもお願い。
拒否すれば店長も無理強いはありません。
ま、これは当たり前のことだと思うのですが・・・昨今は事情が違うようで。
テレビでこの件について高校生のバイトの子が答えていましたが、そのノルマが「30本」というのにはあ然としました。
あまりにムチャクチャな目標設定すぎて。
社員でもこれだけの数の予約をとるのは至難の業だと思います。
だからこのふざけたノルマを聞いた後、自分が率直に思ったのは
「そんなノルマを課してくるコンビニは辞めるべき」
でした。
若いなら働ける場所は他にいくらでもありますし。
自分のようなおっさんでも、コンビニならどこかで雇われる自信があります。
多くの時間帯でバイトを募集しているコンビニをよく見かけますしね。
実際、このインタビューに答えていた高校生の母親も「他のバイトに移ってもいいんだよ」なんて言っていただけに、その恵方巻き30本のノルマを達成しようとして無理をする高校生のことがよく理解できませんでした。
良い意味でマジメなだけなのかもしれませんが・・・そんなのは応じる必要のない要求だと思うから。
自分だったら「あっ無理なんで」と断っています(笑。
というか、本来ならめでたいことのはずの恵方巻きが一部のバイトにとっては地獄のようなイベントになっているというのは、ほんとうに悲しいことですね。
クリスマスケーキ、おせち、バレンタインチョコなどのイベントでもこの手のノルマを課してくるコンビニがあることを考えると、ますますコンビニで働くのは避けようと思いました。
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