おとといのこと。
朝、母が階段の下から呼びかけてきたので、「ん?なんだ」と思って聞いてみると、
なんでも、「キッチンタイマーが壊れたので、新しいのを買ってきて」とのこと。
この日の早朝、自分が使ったときは普通に使えていただけにちょっと不思議に思いましたが、まぁ壊れてしまったものは仕方ありません。
「わかった~」と返事をして、午後にでも買いにいくことにしました。
で、午後。
ちょろっと夕飯の買い出しついでにホーマックにでもよってキッチンタイマーを買おうと思ったのですが・・・。
まずはその壊れているというキッチンタイマーの状態を確認。
母いわく、「電池を入れると「ピッピッピ」と鳴り続ける」とのことで電池を外してありましたが、自分が試しに入れてみると、やはり同じ状態に。
ストップボタンを押せばカウントは止まりますが、そこからタイマーのセットが出来ません。
電池を付けたり外したりを繰り返したり、何回かボタンを押してもダメだったので、
「あ、これは本当にぶっ壊れちゃったんだなぁ」と思い、「やはり買いに行くしかないか」と考えた矢先、
ふとキッチンタイマーの裏側をじ~っと見ていると、俺でも外せそうな感じの複数のネジで留められていることに気付きました。
でもまぁ外したところで、修理の知識はまったくありません。
だから、「やっても意味がないかなぁ」と思いましたが、とりあえずネットで検索。
もしかしたら背面の内部のどこかにリセットボタンのようなあり、それを押せば直るかもと思って。
「タニタ キッチンタイマー 故障」などで検索した結果、リセットボタンがないことを知りつつも、同じような不具合を経験した方のサイトを発見しました。
そしてその方は分解して組み立て直したら「直った」とのこと。
我が家にあるキッチンタイマーとは型が違うのでどうしようか迷いましたが、まぁ現時点で使い物にならなくなっているわけです。
だからダメ元でネジを外して分解してみることにしました。
ネジを外すのは非常に簡単でしたが、怖いのはこのネジが非常に小さいこと。
落としやすくカーペットとかに落とすと見つけるのがけっこう大変だったりします。
だから外す際は注意が必要です。
また、背面も含め中の部品でもネジ止めされているので、どの箇所のネジが分けておくことも大切です。
まぁこういう作業に不慣れな俺でも出来たので、よほどのことがなければ出来る人がほとんどだと思います。
徐々にネジを外してばらしていくと、基盤やコードのようなものが見えてきました。
これを見て、「うっ、やっぱ直せそうにないな」とも思いましたが、とりあえずコード類を無理に引っ張らないように気をつけながら、ばらしていきました。
このとき、「俺の脳みそで元通りに組み立てられるだろうか」という不安がよぎりましたが(笑)、これは大丈夫でした。
簡単な作りの上、きちんと各パーツごと、きっちりハマるようになっているので。
不安な方はスマホかなんかでバラす前の画像を持っておけば、より間違いが防げますね。
んで・・・。
とりあえず一通りバラした後は、内部に着いていた茶色の油汚れのようなものをティッシュでフキフキ。
普段台所で使っていることもあり、思ったよりも内部が汚れていました。
そしてそれが終わった後は、ボタンの弾力性なども確かめつつ、各部品を元の位置に戻してネジ止め。
順番に少しずつ締めていき、最後はやりすぎないように気をつけながらグッとしっかりと締めました。
というわけで・・・。
やったことは内部を軽く拭いたのと、各部品の組み直し。
基盤やコードには手を付けてないので、「どうせダメかなぁ」なんて思いながら、再び電池を入れてみると・・・。
直っちゃいました。
なんでもやってみるものですね(笑。
ただ直ったとはいえ、一つ気になったのは以前とタイマーをセットする際に動きが違っているということ。
以前はボタンを押したままにしていれば自動で「ピピピ・・・」と数値が増えたのですが、自分が組み直した後はそうはならなくなっていました。
1回1回押さないと反応しなくなっていたのです。
だから正常な状態とはいえないのかもしれません。
が、タイマーなんて基本3~5分、長くても30分ぐらい設定出来れば充分に使えるもの。
だからこれでいいことにしました(笑。
そんなわけでダメ元でバラしてみたら直ったタニタのキッチンタイマー。
小さいネジを外せるドライバーを持っている人は、組み立て直してみるのもありかもしれません。
まぁ新しいのを買った方が早いかもしれませんし、100%直る保証があるわけではないので、あくまで自己責任で。
でも自分はやってみて良かったです。
700円が浮きましたから(笑。
このお金でハンバーガーでもおいしく頂こうと思います。
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