きのう、今週の月曜日にやっていた「しくじり先生」のSPを録画していたものを見ました。
今回登場したのはヒロミさんと元猿岩石の森脇さん。
「１０年間TVから姿を消しちゃった先生」というヒロミさんの授業をざっくりまとめると、
「周りと歩調を合わせよう」ということでした。
芸能界にいたころのヒロミさんはそれはそれは尖っていて。
周りの人間にも「１２０％の力で仕事をしろ！」と求めていたそうですが、それが年下やスタッフを遠ざける原因に。
でも、自分としては少しでも番組などをよくするためにと思って必死にやっていたそうです。
で、芸能界から離れてジムを経営して一般社会で生きてみると、
「そんなに張り切らなくていいんだな」
と感じたそうです。
世の中の人はわりと余裕をもって仕事をしていると。
というか、常に１２０％を求めていると誰も働いてくれないとのこと（笑。
こうして頑張りすぎるのも逆効果だと気付いたヒロミさんは周りを思いやるようになり・・・
芸能界に復帰して今に至るわけです。
このことを踏まえると、本当に周りの人間を思いやるということは大事なのだと分かりますね。
「自分の方が正しい！」とどっかのワンマン社長のように好き勝手やっていたら人は離れていくだけですからね。
どんな立場になっても相手のことを思いやる気持ちは失いたくないものだと、この授業をみて改めて感じました。
そして次は元猿岩石の森脇先生。
「根気のないあなたがやりたいことをコロコロ変えないための授業」というものでしたが、これが自分にはとてもタメになる授業内容で・・・。
今の若い人では知らない人もいるかもしれませんが、リアルタイムでヒッチハイクを見ていた年代からすると森脇さんは超有名人でした。
当時はほんとうに凄い人気で、最高月収は２０００万円、CDや本が売れまくったときの年収はおよそ１億円だったとのこと。
過酷な旅を頑張ったとはいえ、デビューしてからわずか１年で巨万の富を得た森脇さん。
この頃はちょっと遠出して歩いて帰るのがしんどくなれば２０万円する自転車を買い、自転車で走って足の筋肉を傷めた後はすぐに３００万円する車を買ったそうです。
自転車買ってから３０分後に車を買ったというのですから、もう異常すぎる金銭感覚ですね（笑。
でも、若いということもあり、これからいくらでも稼げそうな気持ちになっているから仕方の無いことかもとも思います。
まだまだ次があるように錯覚してしまったのでしょうね。
でもそれから数年経って人気が低迷。
テレビへの露出も減り、焦った森脇さんは副業（サパークラブの経営）に手を出します。
その結果、コンビは結成から１０年で解散。
そしてその後、わずか半年でサパークラブが閉店。
多額の借金を負うことに・・・。
で、こうなった理由を考えると、森脇さんいわく昔から影響されやすいけど根気がないことが原因だと分かったそうです。
中学時代、好きなマンガを読んでいると次から次へと影響され、「ビーバップハイスクール」を読めば不良になり、「柔道部物語」を読めば柔道部に入り、そして「湘南爆走族」を読めば暴走族になる。
「自分」というものがない森脇さんはこうやって流されていったそうですが、この話を聞いても自分はそんなに笑えません。
なぜなら自分もマンガに影響されて部活を変えた経験があるので・・・（苦笑。
そしてここで森脇さんからこんな言葉が。
「影響を受けやすくて根気がない奴はどの世界でも大成しない！」
今の自分に思いっきり当てはまっていますから、激しく納得です。
結局、心から真剣じゃないと何をやってもうまくいくはずがないのですよね。
と、こんな感じの森脇さんも今はサラリーマン。
しかし、このサラリーマンになったのもマンガ「サラリーマン金太郎」に影響されたからだそうです。
俺も働いていたころ、サラリーマン金太郎を読んでとんでもなく熱くなった経験があるので、これもバカには出来ませんが・・・まぁでもなかなか厳しいかなと思って見ていたら、番組の最後で森脇さんから重大発表が。
「森脇和成 サラリーマンを辞めます」
・・・これからの森脇さんの人生に幸多きことを願います（笑。
[4回]
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