きょうはバイトが休みということもあり、午前3時にスマホのアラームを鳴らしてむりくり起床。
テレビのスイッチを入れ、日本対ベルギー戦にチャンネルを合わせました。
しかし、この試合が決まった時点から、「さすがにベルギーには勝てないだろう」と決めつけていた非国民的な自分。
そのためそんなに期待もしていなかったので、横になりながらうつらうつらした状態で、10分~20分おきにパッと目をあけて得点状況を確認しながら見ていました。
「ああ・・・まだ0-0か、頑張ってるな日本」みたいな感じで。
と、横になりウトウトしながら見ていた自分が「えっ?」と驚いたのは後半20分ごろ。
少し眠りに入りかけた後にパッと目を開けて得点状況を確認すると2-0。
これを見て、「あ、ついにベルギーにやられたか」と考えながらしばらくボーッとしていたのですが・・・。
よくよくスコアを見てみると、点を取っているのは日本で2点のリード。
この事実に気付いた瞬間、眠気が一気に吹っ飛んで飛び起きました。
「え?マジか?こんな奇跡みたいなことってあるの?」と。
この後はかなりドキドキしながら試合をみました。
「このまま勝ったら、この前のボール回しは不問になるなw」とか、「これで勝ったら日本サッカーに新たな歴史が刻まれるんだ」なんて思いながら。
前半は適当に試合を見ていたおっさんが飛び起きて真剣にドキドキするぐらいですから、実際に試合をしていた選手や監督の心境というのは、相当なものがあったでしょう。
このまま勝てば「英雄」になれることは確定している状況だけに、さすがにこの2点リードしているときは、どの選手も平常心ではなかったと推測します。
と、そんなことを考えながら試合を見ていると、頭をよぎってしまうのがここからの逆転負け。
以前、漫画のジャイアントキリングかなんかで、「それなりの時間が残ったときの2点差というのは逆に怖い」という話を聞いたことがあります。
この、「1点とられてもまだリードしている」という一見無難に見える状況は、そこから1点取られた瞬間に不安がチーム全体を包みだし、そしてそこを突かれて更に失点を重ねて逆転負けというパターンも多いみたいで・・・。
なんて不吉なことを頭に浮かべながら試合を見ていると、あれよあれよという間にベルギーに2点取られ同点に。
そして最後は相手の見事なカウンターでジ・エンド。
試合終了直前なだけに、あの瞬間は自分も絶望に包まれました。
日本も最後までドキドキさせてくれる見せ場を作ってくれてはいましたが・・・。
ベルギーが最後の最後に一瞬の隙を見逃さない姿勢が印象的でした。
最後の得点シーンを見れば見るほど、ここにベルギーとの差があるような気がしました。
と、そんなわけで、ベスト16で終わってしまった今回のW杯での日本。
残念ですが・・・、まぁ戦前の予想を考えれば奇跡的な結果を残したと思います。
きょうまで楽しませていただいた日本代表選手の皆さまに感謝です。
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