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きのうこのニュースを聞いて驚いた方は多かったのではないでしょうか。
最初は4人もの子どもが犠牲になったことに驚いたと思うのですが、家に火を放ったのはなんと実の父親と聞き耳を疑いました。
どう考えてもありえないというか・・・。
父親が火を放つ直前、夫婦同士で言い争いがあったみたいですが、それにしたってこの行動は理解できません。
ケンカするにしても物にあたるとか、最悪ガラスを割るとかまでなら有りえると思うのですが、自分たちが住んでいる家に油を撒いて火をつけるって・・・・・・。
しかも我が子が寝ているのに火をつけたんですよ。
「おかしい」を通り越しています。
ただ、きょうになって考えてみると、人の感情が爆発したときはこんなものかなとも思ったりもします。
以前、経営者の夫婦が部下を罵倒した後、激高した部下に殺された事件があったのですが、たぶんその経営者からしてみれば、まさか殺されるなんて思わずに罵倒していたはず。
でも、常日頃から言われている部下からしたら尋常じゃないストレスで・・・。
それがある日を境に爆発して、刃物でクビを一閃。
このときの部下の頭の中には「殺す!」という気持ちしかなかったと思います。
つまり人間、感情が極限まで達してしまえば損得勘定を考える余裕がなくなり、目の前の障害を消すことしか思いつかないのでしょう。
だって冷静に考えれば、それだけ罵倒されるのがイヤなら仕事を辞めれば済む話ですから。
そういうのも考えられなくなって殺害に至るということを踏まえると、人間の感情というのはコントロールが難しく、いつ爆発してもおかしくないものだと思います。
だから、最近の自分は人と会うときは言葉づかいに気をつけています。
どんなに親しい間柄だとしても、舐めた口を聞いた瞬間、人間はキレることがあると思っているから。
人によって「心の地雷」は違いますし、世の中親族間でも殺人事件は起きていますから。
赤の他人で危険な奴がいればそれなりに警戒も出来ます。
でも、親しい間柄ほど、ときにはそういうことも忘れてトラブルになるケースがあるとこの頃はよく考えるのです。
「親しき仲にも礼儀あり」
昔の人はうまいことをいったものだと思います。
8人もの子どもを作り、きちんとしていた職業にもついていた父親。
自分からみれば羨ましい限りなのですが、このような凶行に及んでしまったということを考えると、人の心というのは常に分からないものだと思うし、自分も心の状態に気を配ろうと思います。
こんなことをやらかしそうじゃない人が、こんなことをしてしまうわけですから。
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