}); }); 忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

排除する流れが強くなっていると感じる世の中

 

 スーパーに行った際、たまに「お客様の声」を読むことがあります。
人によって色んな視点があり、「へ~」と感心したり勉強になったりすることもあるから。
そんなわけで先日も近所のスーパーに行ったとき、お客様の声を読んだのですが、その中にこんな意見が。
 
「レジの店員さんで茶髪の女性の方がいますが、働く場所を間違えているんじゃないですか」
 
実際はもう少し長い文章が書かれていたのですが、自分が覚えているのはこの部分で、これを書いたお客さんの主張としては、「そんだけ茶髪なら水商売をしろ」や「店の雰囲気に合わないような女を雇うな」という風に自分は捉えました。
「働く場所を間違えているんじゃないですか」という言葉に強い敵意を感じます。
 
 
 で、自分が真っ先に思ったのは、
「スーパーのレジ打ちぐらい、茶髪でも問題ないだろう」
とでした。
だって普通のスーパーです。
特に高級店でもない一般市民が使うスーパー。
そこのレジ打ちの子が茶髪だからといって・・・なにか問題ありますかね?
 
 
 もちろん、ここで大事なのはその茶髪の子がまともな接客態度であること。
お客様にタメ口を聞くとか、適当なレジ打ちをするなど勤務態度に問題があるなら話は別です。
でも、そうじゃなく常識の範囲内でレジ打ちをしているなら、自分は茶髪であろうが構わないと思うのです。
スーパーも「問題はない」と思ったから雇っているのでしょうし。
 
 
 これは推測ですが、おそらくこのクレームを書いたお客さんはその茶髪の店員さんと何かあったのだと思います。
実際、どのぐらいの茶髪か分からないので、もしかしたら本当に見苦しいほどの染め方をしている可能性もありますが、それでもそれにわざわざイチャモンというか、遠回しなイヤミ的に「働く場所を間違えているんじゃないですか」というのは、何かしらの執念を感じずにはいられません。
とにかくその茶髪の女に一泡吹かせたい的な。
 
 
 ちなみにその意見に対する店側の回答ですが、「改めて身なりの指導をさせていただきます」ということでした。
ま、自分ならこんな意見はアホくさくて返信もしませんが、お店としては寄せられた以上はきちんと対応しないと更なるクレームに繋がるから店長さんは大変だなぁとしみじみ思わされました。
いや、ほんと接客態度に問題があったり不潔だったりするなら分かりますが、茶髪というだけで叩くって・・・。
この手のことを拡大解釈するとなんでもありになるような気がして怖いです。
例えば自分がスーパーで品出しをしていた場合、
「きもち悪いデブが触った商品なんて買えません、アイツをクビにしてください!」
とか言われそうですし(笑。
お客様の声は大事ですが、最近はおかしい奴ほど声を大にして叫ぶ時代。
突っぱねるところはきちんと突っぱねていかないと大変なことになると、一つのお客様の声をみてそんなことを思いました。

にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

拍手[5回]

PR