毎週自動的にノイタミナのアニメを古いHDDで録画しています。
でも、前もって期待していたアニメとかでなければ見ないで数週間放置することもしばしば。
すでに3話分が録画されていたのですが、こういう状況になるといつも見るのが面倒になってくるのが自分。
だからこのときも、「もうめんどくせーわ、容量の関係もあるし見ないで消すか」なんて思ったのですが、
なんとなく、このときは他の作業をしながら「ながら見」をすることに。
つまらなかったらすぐに消せば良いし・・・と。
で、ながら見のつもりだったのですが、見始めたら不思議と目を話せないままそのままじっくり見てしまい、気がつくと30分があっという間に経過。
ストーリーは、「陸上の夢を絶たれた17歳の女子高生(橘さん)が、ある出来事をきっかけにバイト先の45歳のうだつの上がらない店長に恋する」という物語だと知り、その面白さに引き込まれてしまいました。
橘さん
店長
けっきょく3話までノンストップで見る始末。
「見ないで消さないで良かった」と思うと共に、自分のような独身のおっさんからすると「何とも夢のある話」だと思いながら見てしまいました(笑。
ある日突然、美少女が自分のようなおっさんのことを好きになってくれる・・・。
女性からすると「うわっ、気持ち悪い!」という感情を抱く人が大半でしょう。
男性の俺からみても、17歳と45歳が付き合うのは、仮に真剣な恋愛だとしてもキツイものがあると思います。
でも、ご安心ください。
店長も良識の持ち主ゆえ、橘さんから告白されても付き合おうとはしません。
そしてそこから色々と話が膨らんでいき、それが面白いというか・・・。
と、そんなアニメをみて、おっさんである自分は毎週楽しんでいるのですが・・・。
この恋雨を見ていてちょっと考えたことがあります。
それは世の中には、この話を「有り得る」と思ってマジで受け取ってしまう中年もいるんじゃないかと。
「出会えれば何か起こるかもしれない」と信じてアイドルの自宅近辺をうろつくファンもいるような昨今ですし。
そして去年のことですが、自分はあるニュースで「63歳の男性教諭が18歳の教え子である女子高生に執拗に交際や結婚を迫るLINEを送り、処分を受けた」というニュースを見たのです。
事の発端は、学校行事に伴うバスで移動する際、63歳男性教諭の隣に18歳の女子高生が座ったからだそうで・・・。
女子高生は深い意味などなくただ単にその席に座ったのですが、そのときその63歳男性教諭は「この娘、おれのことが好きなんだ!」と本気で思い込み行動に及んだようです。
これも普通の人からみたら「んな、バカな」なのでしょうが・・・。
自分は何パーセントかはこの63歳の気持ちが理解出来ます。
なんと言いますか・・・、まぁ枯れきった人生を送っていると、本当にそういうちょっとしたことでも勘違いしてしまっても仕方ないような気がするのです。
俺もバイト先で10代の若い子から親切にされたら、ちょっと勘違いしかけますもん
まぁ俺の場合、「男性として見られていない」ゆえに親切にされていると分かっているので、変な行動を起こすことはありませんけど。
40歳のおっさんが10代の女性に手を出そうものなら、パートのおばさまたちからどんな軽蔑のまなざしで見られるようになるか・・・考えただけで恐ろしいです(笑。
と、そんなことを考えてしまうアニメ「恋は雨上がりのように」。
これからどういう展開になっていくのか期待しつつ、あくまでも「アニメでのこと」と忘れず楽しんでいこうと思います。
[2回]
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