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おととい、美輪明宏さんの舞台「黒蜥蜴」を見に行ってきました。
今回見に行こうと思ったのは、以前に母から美輪さんがやる黒蜥蜴の公演が最後だと聞かされたから。
(美輪さんの年齢が80歳になり、演出・美術・衣装・主演(驚)をやるのが体力的に難しくなってきたというのがその理由)
母は仙台で公演があるたびによく見に行き、終わった後はよく黒蜥蜴の素晴らしさを語っていました。
「とにかくすごい、とにかくすばらしい!」と。
そんなことを聞かされた続けた身としては、「今回で最後」と知ったら是非見に行きたくなり・・・。
母に頼んで自分のチケットも一緒に取ってもらい、おととい行ってきたわけです。
場所は宮城エレクトロンホール。
最初はバスで行こうと思っていたのですが、公演時間が長いので帰りのバスがあるか心配になり、母と話し合ったところ車で行くことになりました。
夕方の時間帯でしたが渋滞などもなくスムーズに勾当台公園駐車場に到着。
車を停めて最終出庫時間を確認すると22時30分という事が分かり、母に間に合うかどうか確認すると、
「18時30分開演で、いつも3時間ぐらいで終わるから大丈夫」とのこと。
そして歩いて劇場に向かいました。
劇場に着くと、すでにたくさんの人が並んでいました。
まぁ、座る席はすでに決まっているので焦ることもなく並んで、そして入場。
飾られたオブジェのようなものあり、それを多くの人がスマホなどで必死にパシャパシャ撮っていたり、本やCD、パンフレットなどが売られていたりしましたが、自分と母はまずは席へ座ることにしました。
デブな自分は中途半端な座りづらい席だったらイヤだなと不安があったのですが、自分の席はちょうど端の方。
これなら他の人に迷惑をかけることなくすんなり座れるので一安心。
万が一、お腹が痛くなりトイレにいくようなことになった場合も一安心だとホッとしながら席で開演を待ちます。
このとき、場内では飲食禁止や携帯の電源を切ってくださいとの案内があり、ここまでは普通だと思うのですが、更に「咳をするときなどはハンカチで口を押えてください」という事を聞いたときは驚きました
そこまで気をつけなければいけないのだと・・・。
でも、実際に舞台中に咳をすると結構聞こえるから、確かにそういう気配りは必要だと後で分かりました。
そんなことを考えているといつのまにか開演時間になりました。
幕が上がり、美輪さんが登場。
生まれて初めてみる生の美輪さんは、テレビで見た通りのまんまでした。
よく「テレビでは大きく見えるから、実物は小さく見える」ということがありますが、美輪さんはそんなこともなく、テレビのまま。
でも、決して太っているとかではないのです。
なんというか、オーラに満ち溢れています。
とてもじゃないけど、80歳には見えません。
ヘタすりゃ、俺より血色や肌ツヤが良いと思います。
そんな美輪さんから目を離さず、舞台を見続けるのですが、共演者の方々も一流の役者さん。
男の自分でも男の役者さんたちのあまりの格好よさにしびれました(笑。
いやほんと、背すじがピンとしていて男前でねぇ・・・。
ネコ背でデブの自分と同じ生き物か信じられないほどです。
そして舞台ですが・・・、最後の最後まで素晴らしすぎて感動の連続でした。
美輪さんが次から次へと衣装を着替えて、その衣装がどれもきらめいています。
巨大なセットも豪華で、とても臨場感があり引き込まれました。
それぞれの掛け合いも、笑いあり涙ありで楽しめます。
最後のカーテンコールで美輪さんが出てきたときは観客全員でスタンディングオベーション。
誰もがいつまでも拍手をしていました。
そのアンコールに答えてたびたび登場し、手をふってくれる美輪さんをみて、自分もテンションが上がり・・・。
この黒蜥蜴を見て本当に良かったと思いました。
死ぬまでこの感動を忘れることはないでしょう。
ちなみに公演時間はこんな感じ。
[60分→15分休憩→45分→15分休憩→80分]
およそ3時間40分の長い公演でした。
そんなわけで帰りは母と二人で駐車場までダッシュ。
何とか22時30分までに間に合い無事に帰ることが出来ましたが、車内でいつもの母のように、
「とにかくすごい、とにかくすばらしい!」
としゃべり続けました(笑。
ということで凄まじく感動した舞台「黒蜥蜴」
今年が最後の公演なので、見に行ける機会がある人は是非いったほうがいいです。
美輪さんだけでなく、他の共演者の方でも驚くような演技をしている方がいるので・・・。
一流の方々が作り出す舞台というものは、乾ききった心を潤す素晴らしいものだと、改めて実感した次第です。
一階の3列目という、とても近くで美輪さんが見られる席でした
運任せで取れたとはいえ、母に感謝です
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