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きのうの記事にコメントを下さった方がいました。
「会いたくない人とバッタリ会うことありますよね。私はその当時絶対会いたくない人と他県で会いました」
このコメントを読んだとき、やはり同じ経験をしている人には分かってもらえるものだと心底うれしくなりました(笑。
まぁ自分の場合、他県で会ったなんて大きな話ではなく地元での話なのですが。
15年ほど前のバレンタインデー。
1人で自転車を漕ぎイトーヨーカドーに行きました。
バレンタインデーに1人で過ごしていることに空しさも覚えましたが、この当時はすでに学生でもないし、バイト先でもときめくようなことはなかったので自分も最初から期待も何もしていません。
だから普通に買い物をしてそのまま家に帰ろうとしたのですが・・・・・・。
このとき、なぜか普段はまったく通らない道を通って帰りたくなりました。
ほんと、特に理由はないし、むしろ遠回りになるのでいつもは行かない道なのですが、このときはフラフラとその道へ。
そして、途中で色々と寄り道しながら、
「なんできょうはこんなにダラダラ走っているのかなぁ?」
と自分でも不思議だったのですが・・・・・・家まであと数百メートルになったとき向こうから見たことのある車が走ってきました。
見るとその当時、絶対に会いたくなかった友人とその彼女が乗っていて。
「ああ!!」
と思いつつも、すでに回避は出来ない状況。
言葉も交わさず自転車と車がすれ違っただけのことですが、お互いに「アイツだ!」とはわかっていました。
そのときに味わった苦痛は今でも忘れられません。
一番会いたくない人間に、もっとも会いたくない日に出会うとは・・・・・・。
この直後、思わず1人で「ありえないだろ・・・」と呟いてしまったことをよく覚えています。
数十秒でも自分が寄り道をしていたり、いつもの道を通っていたりしたら絶対に会うことはなかったわけです。
ほんとうに「ここしかない!」というタイミングで出会ってしまったときに、私は神の存在を信じました。
「よしkanimiso、その道をまっすぐいけばドンピシャだ!」(笑。
なんて感じでリモコン操作されていたしか思えないぐらいの出来事だったのです。
いま考えても不思議でしょうがありません。
ただ、あれですかね。
結局は「会いたくない」という考えが何らかの力に変換されているような気もします。
そうやって相手のことを考えているからこそ、お互いに引きあってしまうと。
だから一番いいのは考えないことなのかもしれませんが、それが出来たら苦労はしないですよね。
つまりこういうときに家から出れば、会いたくない人に会ってしまうということなのでしょう(笑。
そんなわけで今日も大人しく自宅から一歩も出ないようにしようとは思っていましたが、きのうの時点で発泡酒が底をつき・・・。
近所の酒屋まで買いに行こうかとも思いましたが、行けば会いたくない方々に出会いそう。
酒をとるか精神的安らぎをとるか、1人苦悩している次第です。
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