去年、七ヶ宿にそばを食べに向かったときのことなんですが・・・。
目的のそば屋の目の前まで来たものの、他の車の関係もありすんなり駐車場には入れない状況。
そのため「一旦通り過ぎ、この先の道の駅の大きな駐車場で切り返して戻ってこよう」と思って車を走らせました。
が、交通量も少なかったことから、すぐに「そこらの脇道でちょっと切り返しても大丈夫かな」という考えに変更。
少し走った先で広めのスペースが空いている脇道を見つけ、そこで車を切り返すことにしました。
脇道に入り、まずは車をバック。
そして切り返すには安全だと思える距離を取った上で、ギアをDに入れて発進すると・・・、その瞬間、「ガコン!」という音と共に左前タイヤが落輪。
一気に血の気が引きました。
「あ、やっちまったか、これ」と。
自分にはまったく見えていなかったものの、どうやら段差があったようです。
ただ、若干パニックになりながらも、とりあえず立て直せるかどうかギアをバック入れてアクセルを踏みました。
でも、残念ながら完全に落輪しているため、少しアクセルを踏んだ程度では戻らない状態。
そのため、思い切って強めにアクセルを踏むと・・・、「ギャギャギャッ」というどこかが擦れているような音がしながらも何とか左前タイヤが落輪状態から復活。
この時点でかなりイヤな予感はしたものの、とりあえずタイヤの状態を確認するためにそば屋には向かわず、最初に予定していた道の駅の駐車場に向かいました。
道の駅の広い駐車場の片隅に車を停め、降りてタイヤの状態を確認。
すると・・・。
予想していた通りというか、予想していた以上にホイール部分がガッツリ削れていました。
あの音を聞いた時点で、「ノーダメージでは済むまい」とは思っていましたが・・・。
そしてさらによく見てみると、ゴム部分も小さく2~3カ所削れているところを発見。
この瞬間、絶望的な気持ちになりました。
というのも、このタイヤは3ヶ月ぐらいに買ったばかりのものだったから。
そしてこのトラブルに見舞われた原因は、思いっきり自分の油断です。
最初から考えたとおり道の駅に向かってそこで安全に切り返せば良かったのに、「そこらへんで大丈夫だろう」で安易に考えて切り返しを実行。
よく考えれば不慣れな土地に来ているのだから、それこそ慎重にやらなければいけないのに・・・。
その結果、タイヤのホイールをガッツリ削る始末。
この後、「このまま走って大丈夫なのか」や「またタイヤ買い換えないといけないのかよ・・・」と激しく落ち込みながら30分以上停車して考えました。
さすがの自分も、このときは当初の目的であったそば屋どころではありませんでした(笑。
で、この後なんですが・・・・・・。
30分以上経ってもタイヤの空気が減っている様子がないことや、直接タイヤを触ってみても大丈夫そうだったので、とりあえず蔵王に戻ることにし・・・そのまま到着。
そして後日。
ちょうど車検のタイミングだったので、そこで整備の方にこのホイールが削れているタイヤを見せて相談しました。
すると、「まだこのまま使えます」とのお言葉を頂き・・・。
「買い換え」という最悪のケースを回避でき、胸をなで下ろしました。
と、そんなことがあった去年。
まぁ自分のケースの場合は、いずれも油断や慢心によるものなので自分が悪いだけなんですが・・・。
ただそれによりお金がどんどん飛んでいくことは痛いほど学びました。
ほんとうに車を維持するというのはお金がかかるもので、運不運もあって大変なものですね。
今年は気を引き締め、常に安全を意識して運転していこうと思います。
[3回]
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