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近所で増えていく売家に

 
 
 ここ1年、自分が住んでいる地区のアチコチに「売家」の看板が立てられている家を多く見るようになりました。


 

 
 自分が今の家に住み始めて30年以上・・・。
そろそろそういう時期なのでしょうが、当初は売家の看板を見ても特に何も思いませんでした。
仮に近所にしろ、深い付き合いのある知り合いでもなかったので。
「ああ、あの人引っ越したんだ」くらい。
 
 
 でも、ここ最近は・・・。
立て続けに小・中学校時代の同級生の家が「売家」になっているのをみて、かなりしんみりと来てしまいました。
友達だったわけではないですが、こうやって続々と同級生の家が売家になっていくのをみると、「俺らの年代もそういう判断をする時期に差し迫っている」と感じずにはいられなくて。
自分の場合は他に行ける場所はないだけに余計に。
 
 
 また1カ月ほど前のことですが、親と同じぐらいのご近所さんが無くなりました。
夫婦二人暮らしみたいだったのですが、旦那さんが昨年無くなり、今年は奥さんが。
そしてここ数日、親戚の方か業者なのかはよく分かりませんが、庭の掃除やゴミの片づけをしており・・・。
こういうのを見ると、適当な生き方しか出来ない自分でも胸に去来するものがあります。
親と同年代のご近所さんということもあり、「うちの親もいつああなってもおかしくないんだよなぁ」と考えずにはいられないのです。
 
 
 と、そんなご近所の変わりゆく風景を見ていたら、ここ最近、父が自分に対して厳しくなってきたのも分かるような気がしてきました。
けっきょく、「生きている間は手助け出来ても、死んだらどうしようもない」ということを、自分とは違う立場で日々感じているのかもしれません。
どうしてもこういう光景は目に入って来るものですし、そうすれば何かしら考えずにはいられませんから・・・。
特に自分のような1人立ち出来ない息子を抱えていれば。
 
 
自分は人生の中盤で、親はもう終盤。
時間が進むのは止められませんから、少しでも何とかなるようにやっていきたいと改めて思う日々です。

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