以前、「スーパーの駐車場などでボロボロの車に乗る高齢者を見かけることがある」ことを書きました。
このときは「生活の足として車は必要、でも修理するお金はない」という悲哀みたいなものを感じたわけですが・・・先日、よく見かけるテールランプをテープで補修している車をマジマジと見てみると、けっこう恐ろしいことに気付きました。
それは以前にも増して車の傷がとんでもなく増えていること。
こんな感じになる3歩手前ぐらいのような感じ
この車を運転しているのは80代ぐらいのおじいちゃん。
今までは見かけてもテープで補修している部分に目がいき、毎回「大変だなぁ」なんて思っていました。
が、この前じっくり見てみると、まず側面にこすったばかりのような大きめのすり傷を発見。
以前にはなかった傷ですから、最近やってしまったのでしょう。
そして更に目をこらすと、ボディのあちこちに複数の凸凹が。
つまり、自分が最初に見たときより明らかに傷が増えているのです。
片側をパッとみた限りでも6カ所ほど。
しかもわずか1ヶ月ほどの間に。
いまのところ、そんなボロボロの車でも運転しているということは、その高齢者ドライバーは人に怪我をさせたり、物などは壊していないのでしょう。
でも傷の増え具合に気付いてしまった自分からすると・・・、もう現時点で間違いなく運転免許を返上するべきだと思いました。
このままいったら確実に事故ると思います。
というわけで、もしも自分の親が乗る車に同じように傷が増えたら、何が何でも運転を止めさせなければいけないと思いました。
たまに不注意でこすったりする程度ならそんなに気にしなくてもいいのでしょうが・・・。
しかし、短期間で複数の傷がついたら間違いなく認知症などの兆候があると疑ってかかるべきだと思いました。
普通はぶつけないのが当たり前ですから。
そして何かあってからでは遅いですので・・・。
だから今回取り挙げた高齢者ドライバーも身内からの説得で運転を止めてくれることを願うばかり。
そのうち近所で大きな事故が起きないように祈ります。
また、高齢者が運転する車で異常な数の傷があったら、それを発見した時点で警察が警告するなどの対応が今後は求められると思います。
これからますます高齢者が増える世の中では難しいことかもしれませんが・・・。
*追記
この記事を書いた一週間後、再びこのおじいちゃんの車をみかけましたが、運転席にはおじいちゃんではなく60代らしき女性が運転していました。
おそらく娘さんで、家族も危険性に気付いて運転を辞めさせたのだと思います。
赤の他人ながら本当にホッとした次第です。
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