毎年11月。
宮城県仙台市で行う胃がん検診の季節。
先日、行ってきたのですが・・・・・・、久々にエライ目に遭いました。
ごく少数だと思われますが、同じ被害に遭う人がいる可能性もあると思ったので記事にします。
前編後編と超長いので読む人は覚悟してください(笑。
胃がん検診の受け付け時間は7時30分から。
ですが、その会場となる場所は毎年ほぼ7時前には空いています。
自分はいつも6時55分~7時ごろに会場に着いて、順番は2~4番手ぐらい。
バイトのおかげで早朝起きることもまったく苦にならなくなったので、今年はどうせなら1番を目指すことに。
20分ぐらい早めに行っても、スマホを動かしていれば時間は楽に潰せます。
そしてもし7時まで空いてないとしても、少し厚めのジャンバーを着ていれば外で待つのも耐えるのも可能。
そんなわけで今回はあえて1番狙いで早めに行きました。
家を出たのは6時40分。
会場に付いたのは6時45分。
ちょうど検診車が駐車場に入ってくるときで、他には軽自動車が1台停まっていました。
そして自分とほぼ同じタイミングで、自転車に乗った50代ぐらいの女性が入り口付近の駐輪場へ。
自分はそのまま入り口に向かい、扉に手をかけてみると、カギがかかった状態。
これは想定していたことだったので、そのまま入り口前で待つことにしました。
30秒後ぐらいには自転車に乗ってきた女性も俺の後ろに並び・・・その2分後、胃がん検診の担当者の方が。
入り口のカギを開けて、「本来の待合室であるホールの準備が整うまで少々お待ちください」とのこと。
番号札をもらい、しばしそのまま待っていました。
番号札は俺が1番、女性が2番です。
たいしたことじゃないですが、自分の狙いどおり1番が取れたのはうれしいことで、「後は検診を受けて速効で帰るだけだな」なんて思いながらマナーモードのスマホをいじっていました。
するとそれから3分後。
70代ぐらいの小柄な男性がやってきたのですが・・・。
置かれていた「3番」の番号札を取ると、その近くいた2番目の女性にこんなことを言っていました。
「あのね、私ね、6時30分からそこの駐車場で待っていたの、だから私が本当は1番なの」
これを聞いてしまった自分は「え?」。
そして1番であるため、そのじいさんの方を見に行くと、顔を合わせた瞬間、じいさんは俺を指さしてまたこう言ってきました。
「あのね、私ね、6時30分からそこの駐車場で待っていたの、だから私が本当は1番なの」
これを聞いた瞬間・・・一瞬ですが、「俺が間違っているのか?」とも考えました。
じいさんの言い分の方が正しいのかなと。
でも、自分が来た時点で入り口は開いていませんでした。
そして自分はそのまま並び、ほぼ同時に自転車でやってきた女性も後ろに並んで2番目。
と、なれば今そのまま各々がもっている番号札どおりが正しい順番としか思えません。
だから俺も言い返しました。
「は?入り口に並んでいた順番でしょ?」と。
俺が来た時点で駐車場に軽自動車が停まっていたことは分かっています。
でも、それとは別に入り口に並んだ方が優先されるべきはず。
これ、俺のほうが間違っているという方がいれば、この時点でお引き取りください(笑。
するとじいさん・・・。
このようなことを言ってきました。
「寒かったから車の中で待ってたんだ」。
これに対し俺が、「だからそれも踏まえた上での入り口で待っていた順でしょ」と。
ストレートに言えば、「車の中でぬくぬく待っていたクセになに言ってんだこのじじい」です(笑。
更に着てきた厚めのジャンパーを指さして、「ほら寒いことも想定して入り口で待っていたんだから」と。
しかしまぁこのじじい。
これでも納得いかないようで・・・。
次に俺が「じゃあ、俺の姿が見えた時点で一声かければいいじゃないですか」と言いました。
ちょっと車から出てきて、検診を受けにきた人なのかどうかを確認する。
これをした上でじいさんが入り口に並んだなら。もちろん1番を譲ります。
俺が来た時点で軽自動車が1台あったことは分かっていますから。
そこを突っぱねてまで1番を取るほど、俺も鬼ではありません(笑。
でもそうはしなかったじいさん。
だからこの結果を受け入れるしかないはずなのですが、続けてこう言ってきました。
「あなたを胃がん検診の担当者だと思った」と。
そして俺が、「これからカギを開けて会場の準備をすると思った」とのこと。
そのため車の中で待っていたという話をしてきて・・・。
これには開いた口が塞がりませんでした。
が、まぁ1番と3番なんて、こういう検診を受けたことがある方なら分かると思いますが、もう微々たるもの。
検診の撮影の流れとしては「1~3番まで」や「4~6番まで」とかこんな感じでやるので。
だから少し冷静に考えれば、俺もじいさんも含めどっちが1番でも問題ないわけです(笑。
と、そんなことが頭に浮かんだので、自分は1番を譲ることにしました。
「ほら、じゃあたいした違いじゃないから、交換すりゃいいでしょ」と。
しかし、それは頑なに拒否するじいさん。
1番の札を渡そうとしても受け取ろうとしません。
正直この時点でブッ殺したくなりました(笑。
で、「交換しましょう」→「いやいい」というやり取りを繰り返すこと3回。
俺は、「じゃあこれでいいんだな、納得したんだな」と理解し、この場は一旦終わりました。
しかしそれにしても・・・
胃がん検診にて初の1位を取った日にこんなトラブルに巻き込まれるなんて、ついてないとしか言えません。
これなら4番ぐらいの方がよほど平和でマシだったかというか(笑。
この後もこの一件のせいでムカムカしながら待っていたのですが・・・。
更にこの後、このじいさんが取った行動により、再び怒りに火が。
後編につづく
[6回]
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