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昔、探偵さんが失踪した人を探す番組を見ました。
「十年ぐらい前に私たちの前から消えた父を探してほしい」
こんな感じで。
結果、そのお父さんは無事に見つかり、娘さんと再会。
感動のエンディングに向かう流れの中で、お父さんが、
「今さらみんなのもとに戻ることは許されないと思っていて・・・」
というようなことを言っていたのですが、その当時はこの言葉の意味が分かりませんでした。
自分としては、
「そんなこと思わず、サラッと家に帰ればいいじゃん」
なんて思いました。
「家族なんだから」と。
あと、浮浪者の方もよくこういうことを言いますよね。
「故郷に女房や子どもを置いてきた、今さら戻っても許してもらえない」とか。
しかし・・・今になってみると、そのお父さんや浮浪者の気持ちが痛いほど分かる自分がいます(笑。
無職になってから3年。
退職した直後は以前、お世話になった方たちに、
「また遊びましょうね」
「時間あったらいつでも来なよ!」
なんて言われて、自分も、
「近いうちに行きますね!」
と返信していたのですが、気がつけばそのまま3年も経ってしまいました(汗。
もうほんと、今さらどのツラ下げて会いに行けばいいのか分かりません。
ま、皆さんそれぞれ忙しいですし、こちらがこんな風に考えているほど自分のことを思ってくれている人はまずいないと思います。
そう考えれば、「サッと会いにいけばいい」なんて考えもチラッと浮かぶのですが・・・やはりそれは難しいのですよね。
ここまでくると、せめて「何かを成し遂げてから」じゃないと。
でも、今の自分にそんなことが出来るはずもなく。
昔、何とも思わず聞いた言葉も、今は意味が分かる。
自分の現状が、失踪した人や浮浪者と同じなのだと思い知らされます。
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