数週間前のこと。
あるブログにてこのようなことが書かれていました。
「いくらブログ村のINポイントがあろうと記事が共感されようと現実では何の役に立たない」。
これを見たとき、なんとなく言いたいことが分かる部分もありました。
「あ~たしかに」という感じで。
ただ、どこか間違っている気がするのです。
そもそも、ブログにINポイントが入るバナーを貼っている人がこれを言う時点で「ん?」とは思います。
読者に役に立たない行為をさせていることになるわけですから。
貼ってない人が言うなら素直に納得しますけど(笑。
と、こんな意見を見て、この後しばらくINポイントや記事が共感されることについて考えました。
「ほんとうにまったく意味のないことなのかな」と。
そしてある日、違う表現が浮かびました。
「現実で役に立たないのではなく、『社会的実績』にはカウントされない」。
これが自分の中でしっくりきました。
というのも、自分は現在求職中。
履歴書を数枚作っているのですが、その中でブログのことを書いたことはありません。
仮に「5年ブログをやっています」とか書いたところで、それが評価されることがないと分かっていますから。
また、口頭で「この5年間、なにかやられていたのですか?」と聞かれてもブログのことを言うことはまずありません。
弱小ブログで一般の人にはほとんど知られていませんので。
これが世の中にある程度知られていたり、ブログだけで年収200万円を稼いだりするのであれば実績にカウントしていいとは思いますが、そうでなければ・・・。
同じ5年を過ごすにしても、普通に働いていた人の方が何百倍も立派です。
つまりそういう観点から見れば、INポイントがどれだけあろうが、書いた記事に共感されようが、それが社会的に評価されることはない・・・ということなのかなと。
テレビなどのメディアに露出するブロガーくらいにならないと、社会からすれば何年ブログをやろうとも「何もしてない」と見なされるものなのでしょうね。
ただ、あくまでもそれは社会的評価においてのこと。
「現実で何の役にも立たない」ということはまったくないと思います。
少なくとも自分は、誰かがバナーを押してくれたり拍手をくれたりしたら嬉しいし、それだけでも救われています。
ということで、INポイントや共感されたら素直に喜んでいいと思います。
「現実では何の意味もない」なんてさみしいことを言わずに。
そもそも何の興味もなければ、無料であっても人はブログなんて読みにきませんし、ましてやバナーを押すことなんてありません。
それを想えば、何かしら反応があるというのは本当にありがたいこと。
そんなわけで、今後も社会的実績にならないことを頭の片隅に置きつつも(笑)、ブログを書き続けようと思います。
[8回]
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