この前、蔵王に行ったときのことですが、祖母の家の風呂場にこんなものが。
自分が昨年最後に行ったのが11月末。
それから4カ月ぶりに祖母の家に行ったわけですが、これを見て「なんの道具だろ?」と思い叔母に聞いてみると、祖母が1人でもこの器具を掴んで入浴できるようにするための道具とのこと。
床に貼ってあるオレンジ色のテープは滑り止めでした。
なんで風呂場にこんなものを色々と加えたのか聞いてみると、昨年の暮れに祖母が風邪を引きかなり体調を崩し、トイレなどに1人で行くのもままならない状態になったそうで。
祖母にそのときのことを聞くと、
「お迎えが来たかとおもっちゃったよ(笑)」
と、孫としては微妙に笑えないギャグを言っていましたw。
で、その後は体調を持ち直して大丈夫になったそうですが、介護保険などの制度で補助が受けられるので、この機会に風呂場に道具やテープを設置したとのこと。
これらのことを知り、「お別れの時は『待ったなし』で迫っているのだな」としみじみ感じました。
まあ、祖母も90歳なので当たり前なのですけどね。
ちなみに祖母は自分が蔵王にいる際、出かけるとよくケンタッキーを買ってきてくれます。
見た目もデブの汚いおっさんになった自分ですが、祖母にとってはいつまで経ってもあの可愛い子ども時代の孫のイメージが残っているから買ってきてくれるのだなぁと思うと、祖母の孫に対する愛情というのは偉大だなとしみじみ思います。
というか、本来であれば自分が祖母に美味しい物を食べさせたりするくらいでなければいけないのでしょうが・・・。
毎度のことながら「ごくつぶし」ですいません。
[5回]
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