部屋の片づけをしていて見つけた「そばもん5巻」。
久しぶりに読み直しても面白く良いマンガであることを再認識したのですが、その中でも今の自分の心に突き刺さった言葉が。
それは「What‘s天もり?」というエピソードで、やる気を失くした若き店主に主人公が料理の改善案を提案するのですが、何を言っても「いやだ!いやだ!」とごねて受け入れません。
そんな店主の姿をみて、主人公である稜さんが言ったのはこの言葉。
「なるほどな、やる気を失くすってのはそういう事かもしれないな」
「やる気のあるやつは当然何かをやるために自分の「力」を使う。だがやる気のないやつだって、そいつの中から「力」失われているわけじゃない」
「現にあんたは今、元気いっぱいいやだいやだって言っている。それも「力」だよ」
「何かをやらないために否定したり言い訳を考えたりぐちったり・・・、マイナス方向には一生懸命「力」を働かせようとする」
「それがやる気のないやつの「力」の使い方だ」
無職・ニート時代の頃の自分にも大きく当てはまるところがあり、心に響きました。
最初にこの巻を読んだのは7年前ですが、そのときは一応正社員として働いていたため・・・稜さんが言っている意味をしっかり理解していませんでしたが、今なら分かります。
やる気をなくすというのは正にこういうことだと。
ニュースで見かけるゴミ屋敷の住人はこういうタイプの人が多いですよね。
他人が何らかの改善案を提示しても、一切受け入れない。
とにかく「イヤだ!やりたくない」の一点張り。
その力を少しでもプラスに働かせればいいのに、マイナス方向にだけ必死に頑張るからどんどん状況が悪化していき孤立してしまうのですよね。
まぁ、自分も単なるバイトの身分なので偉そうなことを言うつもりはありません。
でも、けっきょく、自分の出来ることから行動していかなければ何も変わらないのは事実で、やる気を使うならプラス方向に使わないともったいないと痛感しました。
改めて今のバイトしている状態を一番下として、これ以上は落ちないように生きていこうと思います。
バイトを辞めたら、またマイナス方向に力を働かせる人間に戻ってしまうでしょうから・・・。
まだまだ完全な社会復帰にはほど遠いですが、少しずつプラス方向にやる気を使っていきたいと思います。
[3回]
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