年末年始にかけて、このブログを読んで下さる方といくつかメールのやりとりをしました。
そしてその中で、「終活」に関する片付けの話があったのですが・・・。
その方いわく、「最近は自身の若い頃の写真も処分している」とのこと。
これを読んだ瞬間は、
「ええ!?若い頃の写真はもう絶対に撮ることが出来ないから、捨てない方がいいんじゃ・・・」
なんて思ったのですが・・・。
俺のことに置き換えて考えてみると、
「確かに俺の若い頃の写真なんて、欲しがる人も見たがる人もいないから、もう捨てるしかないな」
ということに悲しい現実に気付かされました。
これが俺に子供がいて引き継がれるものなら別なのでしょうが・・・そうでなければ悲しいですが単なるゴミでしかありません。
これまで「とりあえず保管し続けるもの」だった写真が、実は「捨てなければいけないもの」であった・・・・・・。
そんなことに気付いた瞬間、自分の部屋にあるものは全て俺が死んだ瞬間にガラクタになると分かり、
「これを死ぬまでの間に片付けなければいけないんだ」と考えさせられました。
で、これに気付いて早速処分したのは、小学校のころに書いた作文など。
これも30年以上前の代物になりますが、今までは何となく残していました。
「まぁ、捨てるまではいかないよな」と。
しかし・・・やはりこれも今となっては無用の物。
こんな人生を送っている今、希望に満ちあふれた子供時代の作文を読みのは壮絶な苦行ですし(笑。
だからもう読み返すことも二度とないと思うと、「こりゃ完全にいらないものだ」と判断しました。
それと、次に捨てたのは10年ぐらい前の正社員時代に付けていた日記。
まぁ日記というか、目標というものを毎日書き続けていただけのものですが・・・。
これも俺以外は読む人がいないことを考えると、現時点で処分すべきものだと思いました。
というか、残しておいて誰かに読まれたら恥ずかしくて死ねます(笑。
だからビリビリに破いて二重にした紙袋の中へ入れました。
とまぁ、これまで保管していた己の書いたものなどを処分すると、本当に俺がこの世に残していくものなんかまったくないという現実を思い知りました。
仮に文章とか写真とかを残したいにしても、もう「物」で保管するのではなくスキャナーでPCに取り込んで「データ」として残すしかないのでしょうね。
それなら誰かに片付けの手間をかけさせなくて済みますから。
まぁデータとして残したところでそんなに見返すこともないでしょうし、誰かが俺の写真を見ても、「なんだこのブ男w」と思うだけでしょうから、やはりそんなに残す価値がないことには代わりはないのですが。
引き継いでくれる人がいないと、いま自分が持っているものはけっきょくゴミ。
この事実を前にしてこれからの片付けのことを思うと吐きそうになりますが(笑)、まぁ40代の今から気合いをいれて処分していくつもりです。
60代ぐらいになってからでは身体も動かなくなっているでしょうし、これからも何かしらものは増えていくでしょうから・・・。
[7回]
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