きのう、先週くらいに放送された「犯罪列島2015」を見ました。
チワワの密売、結婚詐欺師など、モザイク越しでも「ああ・・・こいつらはひどい」と分かるような方々ばかりで、まだまだ気を許してはいけない世の中だと実感したのですが、自分がちょっと愕然したのがヤミ金に関する事件でした。
その内容は「ヤミ金にお金を借りてしまい脅迫されている」ということで被害者が弁護士に相談→弁護士とヤミ金業者が直接対決!という、まぁよくあるパターンだったのですが、今回、自分がすげえ気になったのが被害者2人の意識の低さ。
1人目は遊ぶ金が欲しくてネットで検索して出た金融会社のHPに個人情報を全て入力したとのことなのですが・・・、今の世の中、お金を借りたいからといって素性の分からない金融会社のHPに大切な個人情報そのまま入れます?
もっとCMなどをバンバン流している大手から借りるとか、生活に困窮して思わず・・・というのなら自分も分かるのですけど・・・。
2人目は子どもにプレゼントを買いたいという理由でお金を借りようとしたのですが、引っかかったパターンとしては同じで、検索して表示された金融会社のHPにすんなり個人情報を入力。
その後、すぐに電話がかかってきて、「考えさせてほしい」と言ったのですが、ヤミ金業者が勝手に口座に1万円を振り込んできて、最終的には高額な利子を付けられ11万円をとられたという「押し貸し」をやられたそうです。
この人に関しては1人目に比べてお金を借りる理由が分からなくもないですが、やはり引っかかるのはなぜに怪しい金融会社のHPに個人情報をそのまま入れてしまうのかということ。
せめてそうする前に、それこそその金融会社のことを調べるという気にはならなかったのか疑問に感じてしまうのです。
と、ここまで考えてあることを思いだしました。
それは最近の迷惑メールで「お金を貸します!」といった内容が非常に多いことに。
つまり、HPがあってうまい文句が書いてあれば、それをそのまま信じてしまう人は世の中にいるから、ヤミ金業者もあれだけ嘘くさいメールを平気で送り続けているのでしょう。
自分からすれば「さすがにこのメールに騙される人はほとんどいないだろう」的な考えだったのですが、それは甘かったようです。
よくも悪くも人を疑うことを知らないと言う方々はまだまだいるのですね。
あ、もちろん一番悪いのは脅迫などをしてくるヤミ金で、こういうことをしている奴らは厳罰に処されるべきだと思います。
ということで、今後もそういう迷惑メールに関してはドンドン紹介して、ごくわずかでも被害者を減らせるように努めていこうと思います。
「こんなのに騙されるわけがない」という考えを捨て、「騙される人がいるから奴らはこういうメールを送って来るんだ」と再認識して。
[2回]
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