少し前、コンビニのファミリーマートとサークルＫサンクスが合併して、店舗数でローソンを追い抜き国内２位になるというニュースを見ました。

合併後の全国のコンビニ店舗数の順位は、１位セブンイレブン、２位ファミリーマート＋サークルＫサンクス、３位ローソンとなるわけですがこの並びを見ていると、高校時代からセブンイレブンとファミリーマートとローソンの３つで働いたことのある自分としてはけっこう感慨深いものがあります。

なんというか、２０年前からこの順位はほとんど変わらず、やはり大手は圧倒的に強いなぁと。

ちなみに他のコンビニでも働いたこともあります。

ヤマザキデイリーストア、シティーファイルなど。

「シティーファイル」は、みなさん知らないでしょうねぇぇぇ・・・（笑。

働いた経緯もローソンで勤めていたときに、オーナーがローソンからシティーファイルに鞍替えをしたからというもの。

その理由はロイヤリティ（売り上げの何割かを本部に収める）がローソンよりシティーファイルのほうがかなり低かったからなのですが、これがまぁ大失敗。

鞍替えしてから数年後に閉店してしまいました。

というのもつまり、ロイヤリティが安い＝知名度や商品開発力も低いということなんですね。

だから本部に収めるお金が少なくて済むとしても、売り上げも減少しているからトントンになるだけという悲しい事実。

特にシティーファイルは本部がかなり杜撰だったようで・・・。

実際、本部から来る人間もローソンのころから比べると格段に質が落ちていたことを若いころの自分でも感じていました。

おっさんになった今思い返しても、いやいや仕事しているような方ばかりだったイメージしかありません。

そして経営戦略的にも適当というか、「え？こんなの売るの？」みたいな感じで・・・。

５００円で売っていたハンバーガーを１０００円で再販するという「はぁ？」的なことをやっているどこぞの企業と同じようなものだと言えば伝わりますかね（笑。

とにかくセブンイレブンやローソンなどの大手に対抗できるほどの力はまったくないコンビニチェーンでした。

結局、最終的には完全撤退したようですし。

昔、ローソンやファミマで働いていたとき、よくオーナーたちが「セブンはロイヤリティが高いからこっちにした」という話をしていました。

これは主に「セブンイレブンはロイヤリティをぼったくっている」という意味合いが強かったのですが・・・。

でも今、外へ出ればたくさんのセブンイレブンがあり、駐車場には常にたくさんの車が停まっています。

自分が住んでいる地域だけなのかもしれませんが、特にここ最近のセブンイレブンは車でいっても満車で停められないこともあるぐらい人気。

要はロイヤリティが高い＝知名度や商品開発力も高いということが証明されているわけです。

たまに本部のよくない噂も聞きますけど、現状の売り上げではコンビニの中で圧倒的な１位の座にいることを考えると、やはり多くのお金を収める分だけ確かな見返りがあることが分かります。

そうじゃなかったら誰も加盟しないでしょうしね。

自分がコンビニで働いていた１０～２０年前。

現在、自分が働いていたローソンやファミリーマートは既に閉店してしまいました。

でも、１６歳のときにバイトしたセブンイレブンは今も健在で、毎日賑わっています。

これを踏まえると、まずは「生き残る」ということが人生で如何に大事か分かりますねぇ・・・。

目先の利益だけに囚われてもダメなんだなと。

むろん、セブンイレブン以外のコンビニで成功しているかたも世の中には多々いますから、一概には言えませんが。

先日、セブンイレブンにて「弁当５０円引きセール」をやっていたので久々に買って食べました。

どれを食べてもおいしく、この味なら本部に多めに搾取されても仕方ないと思いました（笑。

まず、おいしくなければ勝負の舞台に立つことも出来ませんしね。
あ、ちなみにこれらのものは数日間にわたって食べたものなのであしからず。

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