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何を言われても反論できない息子



きのうの夜、数年ぶりに父と言い争いに。

ま、言い争いになったといっても、事の発端はくだらないこと。
お互いに言葉が足りないというボタンの掛け違いのようなものでした。
だからどういうことがあったかは省きます。
マジでどうでもいいことなので。

ただ、言い争いになったときに父から言われたことは、心にかなりズシン!ズシン!と突き刺さりました。
子どものころからよく言われていたことですが、
「お前は言うことは立派だが行動が伴っていない!」。
このブログを読んでいる方の中にも、自分に対して父と同じことを思っている方はたくさんいらっしゃると思います。
でも、まぁこのブログは「自分のことを棚に上げて語る」というものなのでお許しください。
俺はこういう人間だ(笑。


で、話を戻しますが、今回父からこのようなことを言われて思い知らされたのは、40歳になった今となっては反論の余地がまったくないということでした。
10代~20代のころにも、こういうことはしょっちゅう言われていました。
でも、その当時はアホながらも「俺はやれば出来る」と心のどこかで信じ込んでいたので、そんなことを言われても流していたのです。
「俺はまだ本気をだしていないだけ」と(笑。

しかし、30代半ばで無職になり自分が無能だとようやく思い知りました。
そしてその後、何らかの実績を残せないままここまで来てしまった今、父から言われると昔以上に心にズシンと来るのです。
事実ゆえに反論なんてまったく出来ません。
只々、「すいません、おっしゃる通りです」と返すのみ。
これは自分が思っていた以上に辛いことでした。

と、こんなことがあり、きのうの夜からきょうのバイト中にかけて考えていたことは
「1人立ちしないと親からはずっと子ども扱いされるもの」ということ。
自分の友人たちがやっているように、きちんと家を出て仕事をして自分の力だけで生活していく。
なにかあっても自分で責任が取れる。
これが出来ていれば1人の大人として認めてもらえてこんな小言を言われることもないのでしょうが、それが出来ずに親にすがって生きている自分は年齢は中年でも、実際は単なる子どもと同じ。
40歳にもなって親と対等に渡り合えないことがこんなにしんどいとは考えてもいませんでした。
実家暮らしは楽な面も多々ありますが、こういう大きなデメリットがあることは忘れないでいようと思います。

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