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クルーでも客でも自分には地獄

 
 
この前の木曜日。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」にて、「ドキュメント72分」というNHKの「ドキュメント72時間」のパロディー企画をやっていたのを見たのですが・・・。
自分はド肝を抜かれました。
歌うアイスクリーム屋であるコールド・ストーンがどういうことをしているのかを目にして。

 
 



ちなみに、歌うアイスクリーム屋の存在は以前から知っていました。
冷たい鉄板の上で歌いながらアイスを作るというのをウワサのようなもので聞いたことが有ります。
そのときはついでに「やたらとしゃべったり歌ったりしながら作るため、ツバの飛ぶ量が半端じゃない」というちょっとイヤなウワサも聞きました(笑。
で、このときに「だいたいこんな感じで歌いながら作るのだろう」と勝手に想像したわけですが・・・。
 
 
今回の放送で実際の様子を見て、思わず「えええ、こんなにすごいの」と唖然。
というのも、お客さんに対して複数のクルーたちがかなりの音量で「森のくまさん」などのメロディーで歌っているのです。
「ラララ・ラ~ラ~ラ~ラ~ラ~」なんて手振り身振りも加えての大合唱しながらのアイスを作る。
そんな世界観を見た自分は「こんなアイスクリーム屋が存在するんだ・・・」と驚かずにはいられませんでした。

 
 


と、これらのものを見てここまでは「自分のような人間が働くのはキツイ」という感じでした。
しかし、更にクルーが「お祝いのうた」というのを誕生日だというお客様に歌っているのをみたときは、
「これは俺が客で行くのも無理」
と思いました。
もし自分の目の前でこんな歌を唄われたら、その際中どんな顔をしていいか分からないから。
自分にとってはかなりの羞恥プレイです(笑。

   
「お祝いの歌もご用意してるんですけども、よかったら1曲歌ってもいいですか?」


といっても、別にこの歌うアイスクリーム屋であるコールド・ストーンを否定するつもりはまったくありません。
単に自分の場合は「合わない」ということだけ。
全国に何十店舗もあり、こういうサービスが好きなお客さまもいるようですからアリなのでしょうね。
というか、今の時代はやるならこれぐらい徹底したほうがいいのかもしれません。
中途半端だと目新しさもないから他店との差別化も出来ないと思いますし。
 
 
今回、この企画をみた最初の目的はバイト初体験である石橋さんが苦労する点をみることでした。
でも、実際のところ石橋さんは己のペースを崩すことなくバイトしており・・・、そっちでの楽しみはあまりありませんでした。
ま、たった72分ですしね(笑。
ただ、このコールド・ストーンの世界観をテレビ越しで知れたのは非常に勉強になりました。
世の中にはまだまだ俺の知らない商売のやり方があるんだと分かって。
お客様からお金をもらうことは本当に変なことなんだと、歌うアイスクリーム屋のクルーたちをみて痛感した次第です。

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