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先日、テレビで高齢者の自動車運転についての特集をやっていました。
その中で96歳のおじいちゃんが運転する様子が映し出されていたのですが、これがまあひどい。
まっすぐな道なのにフラフラとセンタ―ラインをはみ出しながら走っていたり、ウインカーを出しっぱなしにしたまま走ったりと手が付けられない状態。
あまりに危険なため、同乗していた番組スタッフがウインカーのしまい忘れを3回も注意してようやく直したのですが、その際、
「いや~、年寄りだから別なことをやると忘れちまうんだ~」
とたいしたことのないようにサラッと言い放つおじいちゃん。
それを聞いた自分は背筋が凍りつきましたね。
だって、もうちょっとしたミスの範疇を超えていますから。
で、この様子をみて真っ先に思い出したのは、以前書いたこの記事「クレイジードライバーはどこにでもいる」。
このときのドライバーもまっすぐな道で曲がる意志もないのに、ずっと右折のウインカーを出し続けて走っていました。
それが自分には不思議というか、「なぜ気づかないのだろう」と考えたのですが、この96歳のおじいちゃんが運転する様子をみて謎がとけました。
要は単に気づけないだけ。
本人は普通に走っているつもりでも、ありとあらゆる感覚が凄まじく衰えているから、本当に分からないみたいです。
つまり「事故に繋がるようなとんでもないこと」をしていても、自覚がゼロということです。
これは恐ろしいことですよ・・・。
テレビで高齢者の自動車運転についての特集が組まれていたのもここ最近、こういった事故が多発しているからなのですが、これを見ても当事者である高齢者たちで気をつけてくれる人達がどれだけいるのか。
ほとんどは「俺は大丈夫!」と思っているのではないでしょうか。
だって、本人は周りに迷惑をかけながら運転していることに気づいていませんからね。
今後、ますます高齢化社会になっていくわけですが、今の時点でもこれだけの事故が起きていることを考えると、さすがに怖くなってきます。
自分の親も高齢者の部類に入るので、決して他人毎ではないですし。
テレビの特集の最後の方では、結局、田舎暮らしの場合は「どうしたって運転しないと(車がないと)生活が出来ない」という理由があるという説明をしていましたが、そういう立場の叔母がいる自分はその理由に納得は出来ます。
片道数キロを歩いて買い物をするような生活というのは、お年寄りにもきびしいでしょうから。
でも、さすがに運転能力があきらかに欠如しているような高齢者が運転をするのは、もうそろそろ止める時代に来ているのかなと思います。
だって、何か事故でも起こせば、本人だけでなく赤の他人の一生を奪う可能性も高いですし。
それこそ、便利さよりも命を大切にしたほうが、みんな幸せになれるような気がします。
この問題について最終的に自分が思いついたのは、75歳以上の高齢者の場合、今以上に検査を厳しくするということ。
反射神経や判断力が最低でも60代ぐらいの能力がなければ、免許を返納してもらうようにするとか・・・。
もちろん、田舎暮らしで車が必須な方々からしたら自分のこの提案は「ふざけんな!」と言いたくなるでしょうけど。
でも、事故をおこすよりはずっといいと思います。
車には様々な安全装置が付けられていき、事故を少しでも減らそうとしている昨今。
そろそろ、その車を運転する人間の方にも新たな基準をもうけるべきだと思います。
それをしない限り、事故は増え続ける一方になるでしょうから。
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