きょうの記事は「グーグルアドセンス」などで稼ぎたい人向けです。
個人で自由につぶやいているブロガーの方や広告を貼ったりしていない方にはあてはまりませんので、読む方はその点を踏まえた上でお願いします。
以前のこと。
グーグルアドセンスのことで参考にさせてもらっている方(仮名Aさん)が、収益を上げる方法の一つとしてブログ内でこんなことを書かれていました。
「人の役に立つ記事を書きましょう」。
これを最初に読んだときの自分の感想は「ふーん」で、この言葉の意味を理解していなかったのですが・・・。
それからしばらくたったある日。
自分が書いているもう一つのブログ「四季ラビオリ」のアクセス数や検索キーワードを見ていると、特定の記事だけが毎日安定したアクセスがあることに気付きました。
爪の脇にバイ菌が入って指が腫れ上がったことを書いたのですが、書いたときはこんなことを思っていました。
「ま、おっさんの指が腫れ上がった話なんて書いても・・・でも、せっかく指が腫れてネタ出来たから書いておくか(笑」と。
しかし、出た結果は真逆。
今でも毎日一定のアクセス数がある記事になりました。
と、この結果を見たとき、頭の中であの言葉が蘇りました。
「人の役に立つ記事を書きましょう」が。
このとき、ようやくAさんが書かれていたこの言葉の意味が分かりました。
例えば「爪の脇のささくれもどきを取ったら」の場合、他の記事よりも何故読まれているのか考えてみれば、その理由は無視出来ないレベルの痛みということと、多くの人がなりえる症状だからなんですね。
要は「指が使えなくて不安になる」→「病院に行くべきなのか」→「まずネットで検索」→「爪の脇のささくれもどきを取ったら」を見るという流れ。
つまり、そういう方々にとってこの記事は「役に立つ」ものだったわけです。
だから読まれる。
他にも読まれている記事を調べてみると、やはり「疑問」や「悩み」に対することについて書かれているものが多かった自分のブログ。
このことが分かった瞬間、今までそういうことを意識せずただ記事を書き散らしていただけだったことに気付きました。
そして、そんなことが分かった上で自分のブログを見ていくと・・・まぁこれは読まれないというかアクセスが増えないよなと思う記事が多い事多い事(苦笑。
もちろん、そんな記事でも皆さんに伝えたいことをちゃんと書いています。
読む人によっては役立つことも書いているつもりです。
そういう記事を好む人も3人ほどいて、たくさん読んでくれたりもしています(笑。
ただ、基本的に自分は何事も成し遂げたことはなく、社会的地位もないおっさんでしかありません。
「非常に説得力に欠けている人間である」ことを踏まえると、世間からすれば需要がないのは当たり前で・・・。
記事をいくら書いてもアクセス数が増えないことにも納得。
この真実を理解するのに、ブログを始めてから5年かかってしまいましたよ(笑。
でも、ここで一つ言っておきたいのは、そんなブログでも別に悪いわけじゃありません。
最初に書きましたが、別に個人のブログなんてどんなことを書こうとその人の勝手。
なにを書いてもいいし、「アクセス数なんてクソくらえじゃ!」というスタンスの方も居ると思いますし。
ただ、アフィリエイトで稼ごうとするならそれでは無理です。
だって人の役に立たないしょうもないことを書いていても、それは只の自己満足でしかないですから。
そんなものが世間から求められることはまずありません。
よほどの肩書があり、多くのファンがいる人なら話は違ってくるかもしれませんが、そうじゃない何者でもない人間(一般人)が社会に向けて吠えたところで、それを評価する方はほとんどいないでしょう。
例えるならホームレスのおっさんが熱弁を振るっていても、基本それを聞く気にはなれないですよね。
仮に有識者とまったく同じことを言っていたにしても。
「何を言うのか」よりも「誰が言うのか」なんです、世の中は。
というわけで、社会において限りなく無力な自分が今後生き残っていくためには「人の役に立つ」といった記事を書き続けるしかないと悟り、数ヵ月前からはそういう方向でブログをやっています。
かといって、毎回「ライフハック」のような記事は書けませんけどね。
今後もごく一部にしか需要のない「おっさんの考え」を書くこともあるでしょう(笑。
でも、そういう記事を書いたときは結果を求めません。
まぁ、「分かってくれる人がもしもいたらうれしいなぁ」という感じです。
と、ここまで長々と書きましたが、要は前のブログで自分がやっていたことを例えるなら「ゴミ屋敷」を作っていたようなものだったと改めて思っています。
結局、1000以上の記事を書いてきても、それはゴミをかき集めていたようなもの。
「人の役に立つ記事」ということを意識せずに書いてきた結果です。
むろん、本人からすれば資産のつもりでしたが、周りからみたらどう見てもゴミだという・・・昨今ワイドショーなどで見かける光景を作り上げていただけだったわけです(苦笑。
だから今後はゴミ屋敷ではなく、ゴミをリサイクルする「リサイクルショップ」のようなものを作ろうと思います。
それなら人の役にも立てるでしょうから。
[6回]
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