バイトを初めて1年以上経過した今、きょうは引き継ぎの時間帯に会うことが多いパートのおばさま2人のうち1人(仮名Eさん)について書いてみようかと思います。
このEさん。
年齢は50代で、物腰は柔らかな方。
そして非常に几帳面なで仕事が出来るタイプの模様。
出勤してくる時間も必ずといっていいほど、毎回10分くらい余裕を持って来ています。
更にお客様が書いたアンケートにも、「Eさんの接客が良かった」なんて書かれていることもあるぐらいなので、普段からきちんとした仕事をしている方なんだと推測します。
で、以前なんですが、あまり接触のない自分にも、ご丁寧にお土産のお菓子を手渡ししてくれました。
通常であれば事務所に箱で置いておき、「食べたい人が食べる」パターンが基本なので、このときは、「あ、わざわざ渡してくれるなんてEさんて優しいなぁ」と思いました。
と、そんなEさん。
ここまで書いた内容だと「親切で仕事が出来るパートさん」という印象になると思うのですが、引き継ぎの時間帯に会うようになって1年以上。
たまにEさんが作業をしている最中、本人から「ピリッ!」とした冷たいオーラのようなものを感じる瞬間が何度かありました。
それを最初に感じたのは、アネさんとEさんが仕事の話をしているときでした。
なにやらEさんの出勤時間が通常よりも30分ほど早いことで話し合っていたのですが、アネさんがそのとき、Eさんに対して「他のパートさんも○時出勤で統一されている」なんて話をした際、両者の間の空気がピリッとして緊張感が走ったのです。
その様子を作業しながら遠目に見ていた自分が推測するに、Eさんなりに考えて30分早く出勤していたのに、それを否定されたのが面白くなかったように見えました。
ま、このときは両者とも大人なのでケンカになるようなこともなく、後日アネさんの意見が通ってこの問題は収まったようです。
で、次にEさんからピリッとした冷たいオーラを感じたのは、一緒の時間帯に働くパートさんが遅刻したとき。
そのときは出勤時間になってももう1人のパートさんが来ず、「どうしたのかな」なんて思っていたら店に電話がかかってきて「遅れる」との連絡がありました。
電話を受けたのはEさんで、自分が電話が終わった後に「何かお手伝いした方がいいですか?」と確認してみると、「もう1人が遅れてくる分、作業を短縮するから大丈夫」とのことだったのですが・・・。
どこかうっすら怒っている気配が漂っているEさん。
おそらく、いつも真面目に10分以上余裕を持って出勤しているEさんからすれば、こういう遅刻は許せないことのように感じました。
それゆえ、怒りのオーラが体から発していたというか。
と、そんなEさんからごくたまに「怖い」と思えるようなオーラを感じることがあったのですが、これは自分が勝手にそう思っているだけなのかもとも思っていました。
単に俺の考えすぎや、深読みしすぎというか。
だからまぁ自分の胸にだけ収めていたことなのですが・・・。
今年に入って店長がヤバイことを記事にしましたが、そのときEさんも含めた他のパートさんと店長のことについて話しているとき、Eさんがこんなことを言いました。
「○○さんが店長の仕事をしていない以上、私は店長とは呼ばない。○○さんと呼ぶ」なんてことを。
これを聞いた瞬間、背筋がゾッとしました。
「え?言っている意味は分からなくもないけど、そこまでする?」と。
そして今まで俺がEさんからときおり感じた怖い冷たいオーラは勘違いではなかったと確信しました。
で、この後日のことなんですが・・・。
たまたまアネさんと会った際、なんとなくこのEさんの話になったのですが、話を聞いていくとアネさんもEさんのことを「怖い」と感じているとのこと。
更にEさんのこれまでの経歴を聞いていくと、過去にブチ切れて一度この会社を辞めていることを知りました。
なんでも別な上司と揉めて「こんなところで働けません!」と散々不満を言って辞めたそうです。
その後、別な会社で働こうとしたものの、何かあったみたいで1日で退社。
そして結局、「この会社が一番良いです」なんて言って戻ってきたとのこと。
これを聞いたとき自分は「不満を言って辞めた会社に戻ってくるって凄いな・・・」と思いました。
例えば「家族の都合で」や「体調不良で」などで辞めて戻ってくるなら分かりますけど、こういう文句を言った後にその会社に戻るっていうのは、自分の中にはありません。
文句や不満を言うなら、もうその会社に戻るつもりがなくて言うわけですから。
だからずいぶんとEさんも変わっているなぁ・・・なんて思ったわけですが・・・・・・。
と、きょうなんてこんなEさんのことについて書いたのかと言うと、きのうひょっとしてそのEさんを自分がうっすらと怒らせてしまったかもと感じた出来事をあったから。
きのうなんですが、仙台では今年に入って最大量の雪が降りました。
それに伴い店の外には大量の雪が積もり、外に出れば靴に大量の雪が付着してくる状況。
そんな中、自分は運ばれてきた荷物を入れるために、何度か店と外を往復。
そのとき靴についた雪がポロポロと入り口付近に落ちてしまいました。
が、このときの自分はそれをそんなに大したことじゃないと思い、その後は作業を続けて退勤。
その際、職場にいたパートさんや社員に「お先に失礼します」と言ったのですが、このとき普段は挨拶をかしてくれるEさんからの返事が聞こえなかった気が。
まぁ、このときは「自分の声が小さくて聞こえなかったのかな」なんて思ったのですが・・・。
家に帰ってもどうにもそのことが気になり、その時間帯に会った出来事を思い返しました。
すると、自分が荷物運びをした後、Eさんがモップを持ち出していて・・・。
そして外から店に入ってくる際、入り口付近で「トントン」と音を立てながら靴についた雪を払っていたことを思い出し・・・・・。
このとき、全てのことが繋がり、「ああ・・・やらかしてしまった」と思いました。
要はEさんの行動は自分に対して、「雪を払ってから入りなさいよ!」だったのかなと。
で、以前なら自分の思い過ごしかとも考えたでしょうが、今はこれが当たっているような気がします。
だから自分が店を後にした後、ボロクソに言われたんじゃないかと思い、ガクガクブルブル震えたりしたのですが・・・。
まぁ、次の出勤は3日後。
そのときにまた挨拶を無視されたら記事にしようと思います(笑。
というか、こういうことがあったとき、「kanimisoさん、ちゃんと雪を払ってから入らないと」なんて言ってもらえると、自分は「すいません、すぐ拭き取ります」といってやるんですけどね・・・。
ま、何にせよこういう気質の女性は怖いです。
物腰が柔らかくて仕事が出来るにしても・・・。
これから目を付けられないように気をつけます、マジで。
[3回]
PR