前回の記事にコメントを下さった方々、ありがとうございました。
俺の想いが伝わったようで嬉しかったです。
で、きょうは本来なら退職届を送った後のことを記事にする予定でしたが、退職を決意するにあたり大きな理由となった1つのことを書こうと思います。
昨年の11月中旬のこと。
カベ夫という社員が退職するに伴い、他の部署から新たな社員がやってくるようになりました。
その方の名はハヤシさん(仮名)。
勤務年数は5年以上あり、古参メンバーらしき人。
年齢は俺よりも若い30代後半ぐらいだと思います。
今のバイトを始めた当初に2~3回顔を合わせたことがありますが、そんなに親しく話をしたことはありません。
と、そんなハヤシさん。
古くからのメンバーで社員Aとの付き合いも長いようなので、最初は
「グルになって嫌がらせをされたらどうしよう」
なんてことを想像しました(笑。
でも、これはまったくの杞憂でした。
ハヤシさんの俺に対する態度は至って不通というか、かなり穏やかな感じなのです。
例えば俺の背後に回って道具を取ろうとするときも、
「後ろ失礼しますね~」
という感じで、一声かけてくれます。
これは社員Aではありえないこと。
ま、俺もそこらへんは声がけすることないので、お互いさまなんですが(笑。
と、そういう俺への態度のハヤシさんに接すること3週間・・・。
このとき、あからさまに社員Aの俺に対する敵意というものを感じずにはいられませんでした。
これがハヤシさんも俺に対して冷たい態度だったら、こんなこともなかったのでしょうが・・・。
ちなみにハヤシさん以外の社員にも何回か会いましたが、俺への態度は至って普通。
露骨な敵意を出すのは社員Aだけということを知り、このときに、
「今の職場でこれ以上頑張っても仕方ない」
なんてことを思ってしまったのです。
実際、これまでの3年間。
俺の仕事をしている様子などを見て、「いや~kanimisoさん助かります」なんて感謝してくれたのは、社長や奥さん、元店長やフジ子さん、そして今年に入ってあった「この出来事」のときのハヤシさん。
顔を頻繁に突き合わせるようになってたった2ヶ月のハヤシさんが俺に感謝してくれたのに対し、1年半以上一緒にやってきた社員Aから、そういう言葉は一切無し。
しかもこれ、社員たちがやっていた作業をこっちが負担するようになり、俺がサービス残業をしてこなしているような状態にも関わらずですよ。
なにも、「常に俺を褒めて気持ちよく働かせろ」なんてことは言いません(笑。
でも人として・・・明らかにサービス残業しているのを普段から見ているのなら、店長という立場なら一声ねぎらいの言葉でもかけてくれてもいいと想うのです。
でもそれがマジで一切ない社員A。
こんなにぞんざいに扱われるのは、クソ社長以来です(笑。
そもそも退職を告げた時の反応も、
「あ、はい」
だけでした。
これも一応はねぇ・・・。
おそらく俺の後釜を探すことは社員Aの領分ではなく、社長や奥さんがやる仕事だと思っているからこの一言だったのだとは思います。
でも人手不足であることは分かっているのだから、そこはせめて事情を聞くとか、やんわりと引き止めるとか・・・。
イヤでもそういうことをするのが店長だと思うので、俺からすると社員Aは店長をやるべき人間ではないと感じました。
というわけで、他の社員の俺への反応を見て社員Aとの敵意の差を感じ、退職を決意した次第です。
こういう人間の下では仮に時給が良くっても・・・。
今回の一件により、働く上で存在価値を認められるのが大事なんだと学びました。
働くっていうのは、お金だけが全てではないですね。
[10回]
PR