その後、自分との間にトラブルは起こっておらず至って平和なのですが・・・。
一時期、自分はEさんが仕事が出来る人に見えたこともあったゆえ、こんなことも思ったのです。
「こういう仕事が出来る人にこそ、役職をつけて評価するべきなんじゃないかな」と。
その結果、店にとっても色々とプラスになるなんて考えていたこともありました。
でも、先日のことでEさんから怖いor冷たいオーラを感じるような一件があった後、それは間違っている考え方だったこと思いました。
というのも、このEさんのような人を上司などにすると、職場の雰囲気がかなり険悪になる可能性が大だということを気付いたのです。
前職のブラック会社にいたお局様を思い出して。
前職のお局様は40代後半。
仕事は出来る人で、お客様からの評価も高かった人です。
でも、逆に部下からの評価は決して高くありませんでした。
それというのも、かなりヒステリックになりやすい人だったため。
仕事が出来る=部下もそのレベルで仕事が出来ないと、その人の中でどんどん不満やイライラが溜まっていくというパターンで、そのうち大爆発。
部下としては「なぜにそんなにキレてんの?」という感じの感情の温度差があり、部下との関係にヒビが入っていきました。
自分もそのヒビが入ったうちの1人(笑。
むろん、お局様がその「仕事の質」的なものを求めるのは悪いことではありません。
仕事である以上はプロフェッショナルであるべきなのが理想ですし。
でも、誰もがそのレベルでやれるものじゃないというか・・・。
部下のそういう至らない仕事を見たとき、うまく指導出来る人ならいいのですが、こういうお局様タイプはひたすら自分の中だけでイライラを溜めてしまうのです。
そして最後は発狂にも似た大爆発。
Eさんを見ていると、このお局様タイプだと思いました。
それゆえ、こういう人に権力を与えるのは危険だと思ったのです。
仕事が出来るにしても。
と、そんなことを思うと、やはり上に立つ人間というのは色んな意味で「うまくやれる」人が求められるのだと思います。
部下を指導するにしても、恐怖を与えることなく接することが出来るというか。
今の職場でいうなら、アネさんが正にそういうタイプかなと。
例えば自分が雪の日に靴の雪を落とさず入ってくるような愚行をやったとしてもすぐに、
「なにやってんの~kanimisoさん、ちゃんと落とさないとダメでしょ」
なんて感じでアネさんなら気さくに注意してくれると思います。
そしたら自分も、「すいやせん、すぐやります」とパパッとその汚れた部分を拭き取ります。
でもこれがEさんだと・・・自分に注意せず心の中で、「なんで雪を落とさないの!」と怒りだけを溜めていき・・・。
そして自分に限らず、常に周囲に対して不満を抱えていく。
その結果、Eさんから発せられるオーラがますますイヤな感じになり、それをみんなが感じ取って職場の雰囲気が険悪になる。
そんなことが想像出来てしまったのです。
ということで、Eさんは今のパートさんのままにしておくのが正しいと思いました。
社長がEさんと一緒に身を投げ出す覚悟でもあるのなら別ですが、そうじゃなければやはりこういう人に権力を与えてしまうのはかなり危険というか紙一重だと、自分の経験から思います。
上に立つ人というのは、仕事が出来る以外にも、周りとうまくやれる能力が本当に大事だと実感しました。
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