以前、バイト先の高校生たちについてこんな記事を書きました。
いつも引き継ぎの時間帯に会うベテランのおばさま方が「使えない」みたいな話をしていたので、自分もその子たちのことをそういう色眼鏡で見てしまっていました。
「何も考えないで仕事をしているんだろうな」と。
その後、夏休みに入ったということもあり、高校生たちと顔を会わせる機会が増えました。
そんなある日のこと。
いつも引き継ぎの時間を気にしながら作業をしているのですが、このとき高校生たちが通常の時間よりも10分も早く職場にやってきました。
こんなに早く出勤してくると予想していなかった自分は、女子高生と遭遇してビックリ。
思わず「うお!」と声をあげてしまいました。
そんな自分を見て「うわ!」とビクつく女子高生。
いい歳をしたおっさんなのに、何とも恥ずかしいリアクション(笑。
と、そんなことがありつつも、このときは「たまたま早くきたのかな?」と思っていました。
別に理由なんてなく、「予定でも空いていたから何となく出勤してきたのかな」なんて。
しかし後日。
引き継ぎの時間帯になると、また10分ほど早めに出勤してくる女子高生たち。
そして作業に取り掛かっている様子をみると、あまりやりなれない開店作業をスムーズに行うために自主的に早く来ていると分かり・・・。
これを見た自分は、人の成長を目の当たりにして胸が熱くなりました。
「ああ、この子たちもきちんと考えることが出来る子だったんだ」と。
そして、「安易に人を色眼鏡で見てはいけない」と自分の愚かさを反省。
その後。
前はベテランのおばさま方から「使えない」と言われていた女子高生たちですが、おばさまたちと女子高生たちの会話を聞いていると、関係はだいぶ良くなったようです。
そして、「わかってます!」なんて口答えも減ったみたいです(笑。
また、女子高生たちもかなりバイトに慣れてきた上、こうやって努力して頑張っている姿をみると周りも「見守ろう」という雰囲気に変わります。
やはり素直に真面目にやっていれば、道は開けるものだとしみじみ。
自分も若者たちを見習って、少しでも成長していきたものです。
伸びしろはほとんど残ってないとしても(笑。
[4回]
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