前々回のつづきです。
現在の職場での人間関係について。
ちょうど1年前ぐらいから社員Aとの接点が増え始め、「時間があったら」という前提の上で3つの作業を頼まれました。
で、時間があればそれをやるようにはしていました。
しかし、サブ作業がない日などを除けば、いいとこやれても2つまで。
ま、「時間があったら」ということですし、そもそも俺は毎回40分の早出をしています。
その上、社員Aは元店長と違い、俺が何かをやっても感謝をしないふしがあります。
このころは基本作業量が増えたことなどもあり、俺は当初、
「早出している40分を削ってまで作業をやる必要はない」
と思っていました。
自分が余裕を持つために早出している時間を使ってまで、無理をする必要はないと。
ちょっとケチくさいと思う方もいるかもしれません。
でも、「悪いスッねえ、kanimisoさん、助かります」とか感謝をしない人間に対して、そこまでやる義理もないと思うのです。
社長から指示された通常業務はきちんとやった上でのことなので尚更。
と、そんな感じでその後数ヶ月は「無理のない範囲でやる」というスタンスで仕事をしていたのですが・・・。
その後、社員Aが早出してくる時間が20分から40分とかなり早くなってきました。
そして来て早々、色んな仕込み作業をやっています。
またこの社員Aの動きに合わせて、他の社員も基本20分の早出をするように。
それを見た俺は、「社員たちもだいぶ追い込まれている」と感じました。
以前はまったくしなくてもよかった早出が当たり前になっているというのは、もはや正常な状態とはいえません。
この事態に俺の心境にもある変化が。
で、あるとき社員Aの立場で考えてみたのです。
俺の倍の勤務時間であるにも関わらず、40分の早出をしている。
そもそも常にお客様を気にしながらの作業。
俺とは精神的・肉体的負担は段違いです。
しかも社員Aは小さいお子さんたちもいるようで・・・。
そんな人間が、毎回早出をした上での長時間労働を行っているという事実。
これを踏まえると・・・さすがに社員Aが「いけ好かない奴」だとしても、俺も協力出来る範囲では作業をやるべきだと考えるようになりました。
一応、同じ職場で働いている仲間ではあるわけですし。
ということで、ある時期から俺も40分の早出している時間を使って、社員Aから頼まれた作業3つ全てをやるようにしました。
むろん、感謝されないことは覚悟の上です。
それぐらい割り切っとかないと、また怒りが湧いてきますから(笑。
んで、それ以降。
暇な日を除いては毎回15分のサービス残業もした上で、頼まれた作業全てを終わらすようにしました。
で、そんな作業量がオーバーしている状態を繰り返していくうち、少しずつ作業スピードが向上。
また、これまでブログに書いてきたように、「とにかく前倒しで作業をする」 「作業手順の改善」をした結果、なんとか定時までに頼まれた作業を含めた分まで、全て終わらせることが出来るようになりました。
これには俺も若干の成長を感じることが出来て嬉しかったです。
というわけで、現在は社員Aが要望してきた作業は全てこなせるようになりました。
でも、これはあくまでも俺の自己満足。
ここまでやっても、
「あの人(社員A)が俺に感謝することなどはないのだろうな」
と思っていました。
それは先にも述べていたように割り切っていたので、作業を全て終わらせている状況を社員Aが見ても何の反応もしないだろうと考え、特に気にしていませんでした。
が!全ての作業をやるようになった後、変化がありました。
それは引き継ぎ時に感じていた社員Aからの「圧」が弱まったこと。
それまでは、「ちっ、作業残っているのに帰るんかい」的なオーラを感じることも度々ありましたが、全ての作業をやるようにした結果、それが明らかに弱まりました。
もちろん、明確に「kanimisoさん、助かります」なんて言葉をかけてくれることはありません(笑。
でも、ハッキリと俺への敵意が薄れたのは感じました。
つまり、社員Aの基準では、
『お客さんがいない中での作業なのだから、ここまでの作業をやるべき」
ということだったのでしょう。
それを明確に感じたとき、「言葉で交わさなくてもこういうのは分かるものなんだなぁ」と学びました。
と、まぁそんな感じで社員Aからの要望は全てやるようになったので、以前よりは平和な環境になりました。
未だに仕事以外の会話をすることはありませんが(笑)。
まぁ仕事なのですから、お互いにやることをやっておけばいいだけ。
おそらくこれ以上の作業を要求してくることはないので、社員Aとも何とかやっていけそうです。
そんなわけで抱えていた問題はある程度解消したのですが・・・。
実は現在の職場では、社員A以外のことに関する問題が次から次へと発生。
ほんとうになかなか落ち着かないというか、問題は尽きないといいますか・・・。
このことについては来月以降、徐々に書いていこうと思います。
[7回]
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