2週間ほど前のこと。
あるラーメン屋さんのツイートを見て衝撃が走りました。
「今のご時世に食い逃げする奴なんているんだ・・・」と。
ちょっと自分の中では久々の衝撃でした。
しかもやったのは老人とかではなく、若い女性なのです。
まずあり得ない事だとしか思えませんでした。
で、今さら蒸し返すつもりは毛頭ないですが、いくつか感じたことについて書かせていただきます。
事の顛末について見ていくと、食い逃げをしたのはスーツを着た若い女性。
会社の同僚と4人で店に訪れたようなのですが・・・食事が終わりそれぞれ1人ずつ支払いをして3人が終わり4人目となったのがこの女性。
そのとき、お金がないことに気づき「隣りの銀行ですぐおろしてきます」と、いいつつ持っていた40円を置いていったそうです。
店が忙しかったこととやその見た目から、ご主人は女性に免許証や物などを置いていかせることもなく信用したそうなのですが・・・、そのままバックれた模様。
それをご主人がネタにし、センスのあるツイートで笑いに変えているわけですが・・・自分の中では本当にショックを受けました。
というのも、本当に考えられないことだらけな気がするのです。
まず1つ目の疑問は、スーツを着るような若い女性の手持ちが「40円」ということがあるかということ。
まぁサイフを忘れて、ポケットに小銭が入っていたのが40円だったのかもしれません。
が。それにしても駄菓子を買うちびっ子とかじゃないんですから・・・。
会社に行くとなったら、いくら俺でも最低2000円は持っていきます(笑。
次の2つ目の疑問は、なぜ会社の同僚に借りなかったのかということ。
ご主人も「上司に奢ってもらうつもりの予定がくるった」or「そういうイジメ」という線もあるんじゃないかとのことで、確かにこの可能性もないとは言い切れません。
昨今は振り込め詐欺でもやっている集団でもスーツとか着ていますしね。
そういう奴らの間でのイジメだったらどうしようもないです。
でも、単に奢ってもらう予定がくるったのであれば・・・俺だったら「犯罪者」にはなりたくないですから同僚にお金を借ります。
まぁ1,000円ですし。
これぐらいですぐに返すということにすれば、同僚も貸してくれると思うのです。
まぁ俺がいたブラック会社であれば、「そういうやりとりもしたくない」という気持ちも分からなくはありませんが(笑。
で、最後の3つめの疑問は、「1,000円も払えんものかな?」ということ。
それこそ、2~3万円とかで用立てできないとかなら分かるのですが、わずか1,000円。
銀行でパッと下ろして「さっきはすみませんでした」と、お釣りはもらわずサッと去るのが俺の考えるベストな対応ってやつなんですが・・・。
もし仮にこのとき、急な仕事があっていかなきゃいけない場合でも、まずはお金を払ってからですね。
そもそもそんな急ぎの仕事があったら、ラーメン屋にも寄らずコンビニとかで済ませているでしょうし。
と、これらのことを踏まえると・・・。
この食い逃げをした女は残念ながら「確信犯」の可能性がだいぶ高いですね。
最初から食い逃げするつもりで、「隣りの銀行ですぐおろしてきます」と言って店を出た。
後は、「うひひ、しめしめ、40円ランチ成功だ」なんてニヤけながら逃走したと。
んで、俺がこの件で許せないのは・・・・・・。
「信じたご主人の気持ちを踏みにじったこと」。
これはなんぼなんでも、人としてやってはいかんですよ。
それこそご主人はこの女を信用して、「なにか置いてって下さい」とかも言わなかったんですから。
それを裏切られたら・・・俺だったらこの1回だけで人間不信になります。
それぐらいショックな出来事。
こういう人間がこの世にいるかと思うと、本当に悲しく空しい気持ちになりますね。
というわけで、今のご時世に食い逃げをする若い女性がいるということに驚かされたこの一件。
この女が確信犯の食い逃げをやったとしたら、この女はそのうちにとんでもない天罰が下るでしょう。
人の優しい気持ちを踏みにじった分だけのとんでもない天罰を。
それにしても、こういうことがあると多くのラーメン屋で採用されている食券機はアリなんだと考えさせられました。
それだったらこういうクズ相手でも、食い逃げされることはありませんから・・・。
現在、料理のバイトをしていて料理を提供する苦労をそれなりに知っていることもあり、本当に久々に「頼むから死んで」と言いたくなりました。
どこまで落ちぶれても、ここまでしてラーメンを食べるような人間にはなりたくないものだと思いました。
[4回]
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